【春休み2023】ハワイでスタディツアー「持続可能な世界」

 GLIは、小中高生を対象とするスタディツアー「Imiloa Camp(イミロア・キャンプ)2023春」を2023年3月31日~4月5日の4泊6日間で開催する。対象は新小学3年生から高校3年生。ツアーの申込みは1月26日まで。事前説明会は1月13日、19日、25日にオンラインで行う。

教育イベント 中学生
ハワイスタディツアー2023春
ハワイスタディツアー2023春 全 9 枚 拡大写真

 探究型英会話スクール「GLI」は、小中高生を対象とするスタディツアー「Imiloa Camp(イミロア・キャンプ)2023春」を2023年3月31日~4月5日の4泊6日間で開催する。対象は新小学3年生から高校3年生。ツアーの申込みは1月26日まで。事前説明会は1月13日、19日、25日にオンラインで行う。

 Imiloa(イミロア)とは、ハワイ語で「探検者」という意味。3年間のコロナ自粛期間を経て、子供たちが伸び伸びとハワイの自然と現状を探究し、帰国時にはその成長が体感できる内容として設計されたプログラム。募集は新小学3年生から高校3年生で、小学3年生以下は応相談。家族の同行は可能だが、現地での行動は別になる。同じプログラムに参加を希望する場合は要事前相談。

 ハワイは、日本人にも愛されている世界有数のリゾート地。しかし、ハワイにおいても気候変動や環境問題とは無縁ではなく、生活排水による海水汚染や海洋プラスチックゴミ問題を抱えており、アオウミガメ(ホヌ)やカツオドリ等の野生生物たちは生命の危機に瀕している。

 サステナブルツーリズム(持続可能な観光)を目指すハワイ州では、SDGsに沿った形で「Hawai'i Green Growth UN Local2030」を策定し、グリーンエネルギーへの転換や環境教育等6つの目標を定め、活動に取り組んでいる。今回のスタディツアーでも、ハワイの野生動物の生態を手がかりに、プラスチックゴミにまみれて動物たちが暮らしている実情や自然破壊が進行している現状を知り、 どうすれば問題を解決できるのかを考えていく。

 初日は、ハワイ最大の博物館「ビショップ・ミュージアム」でハワイの歴史や自然について学び、プラスチックゴミや野生生物についての情報収集を行う。その後、在ハワイ日本総領事を訪れ、大使からハワイの成り立ちについて講義を受ける。

 2日目は、ハワイの聖地ともいわれるオアフ島西部へ向かう。野生の海洋生物と触れあい、海洋汚染の実態についての講義を受ける。野生のイルカやカメ、運がよければクジラにも遭遇できる。自然に生きる動物たちを前に、海洋汚染がもたらす深刻な影響について、子供たちは自分ごととして環境問題と向き合う。

 3日目は、現地の自然環境保護団体と沿岸部のゴミを回収する。保護地域なので通常は入れないエリアだが、今回は特別に回収作業を体験できる。さらに、海洋学専門スタッフからゴミを用いた調査方法等を学び、回収したゴミからアート作品づくりにも挑戦する。実際には、ハワイ海域には日本から流れ着いたゴミも少なくなく、世界はつながっていること、環境問題はあらゆる国や地域が連携して取り組むべき課題であることに気づく体験になるという。

 4日目は、ハワイ大学でマリーンバイオロジー学部の助教授に解決策を英語でプレゼンする。夜はワイキキで買い物と食事を楽しむ。

 事前説明会は、1月13日、19日、25日の午後7時45分~午後8時半にオンラインで開催する。必要な英語力や、現地での安全確保等、気になることや不安なことを直接質問できる。

◆ハワイスタディーツアー2023春
日程:2023年3月31日(金)~4月5日(水)4泊6日間
場所:ハワイ・オアフ島
対象:新小学3年生~高校3年生(小3未満は応相談、保護者も参加可能)
定員:15名(最小催行人数10名)
参加費:42万9000円(税別)
※往復飛行機代、4泊分の宿泊費、現地ガイド・ツアー費用含む
※PCR検査が必要な場合は個別に負担、家族の参加費は別途案内
申込締切:2023年1月26日(木)
※今回は特別料金での案内のため、この締切り以降の料金は異なる
申込方法:GLI公式LINEからメッセージを送信する

◆事前説明会
日程:2023年1月13日(金)、19日(木)、25日(水)
時間:19:45~20:30
場所:オンライン
申込方法:GLI公式LINEからメッセージを送信する

《中川和佳》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集