岡山大学「母と子のメンタルヘルスケア研修会」入門編2/11

 岡山大学は、妊産婦に関わる医療・行政スタッフ等すべての人を対象に、「母と子のメンタルヘルスケア研修会(入門編)」をオンライン開催する。日時は2023年2月11日午後1時~5時。定員80名。参加費4,000円。申込みはWebサイトから。

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母と子のメンタルヘルスケア研修会(入門編)ポスター
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 岡山大学は、妊産婦に関わる医療・行政スタッフ等すべての人を対象に、「母と子のメンタルヘルスケア研修会(入門編)」をオンライン開催する。日時は2023年2月11日午後1時~5時。定員80名。参加費4,000円。申込みはWebサイトから。

 平成23年から始まった社会的ハイリスク妊産婦への支援システム「岡山モデル」は、12年を迎えた。妊娠中から切れ目なくハイリスク妊産婦の支援を始めることで、全国的に増加している虐待通告・相談事例の件数は、岡山県では減少傾向となっている。妊産婦の自殺や子供の虐待を防ぐためには、社会的ハイリスク妊産婦への支援を行う医療・保健・福祉機関等多くのスタッフが必要。しかし、COVID-19拡大にともないメンタルヘルスの問題を抱える妊産婦が増えている。

 岡山大学は、2022年10月に岡山大学大学院保健学研究科の中塚研究室が開催した公開セミナー「社会的ハイリスク妊産婦と多職種連携による支援」に続き、メンタルヘルスの課題をもつ妊産婦や子育て中の母親への支援を連携して行うことができるスタッフが増えることを期待し、今回「母と子のメンタルヘルスケア研修会(入門編)」をオンライン開催する。

 研修会では、岡山県産婦人科医会理事が岡山モデルのコンセプト、新型コロナウイルス感染拡大とともに広がる妊産婦のうつや不安のデータを解説。また、母子のメンタルヘルスに詳しい精神科医が出産後の「エジンバラ産後うつ病質問票」等、3つの質問紙を使用した支援の方法等を解説し、模擬ケースを検討する研修を実施する。

 研修会は、助産実践能力習熟段階(クリニカル ラダー)レベルIII認証制度における申請要件となる研修として承認される。開催形式はZoomを使用したオンラインでの公開セミナーのため、パソコン、スマホ、タブレット等を用いてどこからでも参加することができる。

◆母と子のメンタルヘルスケア研修会(入門編)
日時:2023年2月11日(土・祝)13:00~17:00
会場:オンライン(Zoom)
対象:妊産婦に関わるすべての人
定員:80名
締切:2023年2月5日(日)
参加費:4,000円(事前のe-Learning受講、受講修了証発行、研修会費用として)
申込方法:Webサイトより申し込む

《いろは》

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