「法学系」1位は…2022学部系統別実就職率ランキング

 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第1弾として紹介するのは「法学系」。3位は名城大・法学部、4位は金沢大・法学類、5位は南山大・法学部がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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2022年学部系統別実就職率ランキング【法学系】1~15位
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 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第1弾として紹介するのは「法学系」。3位は名城大・法学部、4位は金沢大・法学類、5位は南山大・法学部がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、医科・歯科の単科大等を除く全国743大学を対象に今春の就職状況を調査。555大学から得た回答(2022年8月15日現在)を基に、系統別に学部実就職率上位校をまとめた。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いる。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。

 ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。東京大等のデータを未公表、または未集計の大学・学部も掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。

 3位は実就職率93.4%の名城大・法学部。幅広い法分野の基礎を確実に修得する「法総合コース」、公務員等を目指す「行政専門コース」、法の専門職を目指す「法専門コース」と、学生の興味・関心や進路に対応する3コース制を採用し、専門知識を体系的に身に付ける。1年次から4年次まで少人数の演習科目を設置し、調査・検証・分析するための手法や議論する力を磨きながら、具体的な解決に導くことのできるリーガルマインドを育成する。さらに、法的素養と語学力を備えた人材を育てるため、「国際法文化プログラム(英語)」と「アジア法制プログラム(中国語)」を用意している。

 4位は国立大のトップとなった金沢大・法学類で、実就職率は92.3%。5位の南山大・法学部は実就職率91.8%、6位の名古屋大・法学部は実就職率91.2%。トップ10のうち、愛知県所在の大学が5校と半数を占めた。

 大学通信のWebサイトでは、法学系実就職率ランキング1位・2位の学校についても、ランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

2022年実就職率ランキング「法学系」1位は?


今後紹介する「2022年学部系統別実就職率ランキング」

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《畑山望》

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