スマホの所有開始年齢は12歳、キッズケータイは7歳

 モバイル社会研究所は2023年2月27日、2022年11月に実施した親と子に関する最新の調査の中から、スマホ所有年齢・きっかけについての調査結果を公表。子供のスマホの所有開始年齢は12歳、キッズケータイ所有開始年齢は7歳がもっとも多くなった。

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【小中学生】スマホ・キッズケータイ所有開始年齢 経年推移
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 モバイル社会研究所は2023年2月27日、2022年11月に実施した親と子に関する最新の調査の中から、スマホ所有年齢・きっかけについての調査結果を公表。子供のスマホの所有開始年齢は12歳、キッズケータイ所有開始年齢は7歳がもっとも多くなった。

 モバイル社会研究所の「2022年親と子の調査」は、関東1都6県の小・中学生とその親を対象に、2022年11月に実施。有効回答数は500件。モバイル社会研究所は2月27日、調査のうち小中学生のスマホ所有状況について「スマホの所有開始年齢 低年齢化は鈍化傾向」と公表した。

 子供のスマホの所有開始年齢は、全体でみると2021年と変わらず10.6歳であった。2019年~2021年に比べ低年齢化が鈍化し、男女差も縮まる結果となった。

 また、スマホ所有開始年齢でもっとも多いのは12歳。スマホは中学入学前に持ち始める割合が多いことがわかった。一方、キッズケータイの所有開始年齢は7歳がもっとも多く、小学入学前後で持ち始める割合が多いことが明らかとなった。

 小学生からスマホを持たせている理由については、男子・女子問わず「緊急の連絡のため」がもっとも多い結果を得た。特に、男子が2021年より19ポイントアップ。中学生になってからスマホを持たせた親の理由には、「緊急の連絡のため」「子から欲しいと言われた」「進学または進級」「友達が持ち始めた」が上位の理由としてあげられた。また、2022年は2021年と比較して男女差がなくなっているという特徴がみられた。

《いろは》

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