神山まるごと高専が開校、44名入学…校歌作曲は坂本龍一氏

 神山まるごと高等専門学校が2023年4月2日開校した。44名の新入生を迎えた入学式では、坂本龍一氏作曲の同校の校歌となる音源が披露された。

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神山まるごと高等専門学校、開校
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 神山まるごと高等専門学校が2023年4月2日開校した。44名の新入生を迎えた入学式では、坂本龍一氏作曲の同校の校歌となる音源が披露された。

 4月2日、徳島県に開校した神山まるごと高等専門学校は、全寮制の高等専門学校。「モノをつくる力で、コトを起こす人」をコンセプトに、学寮で同世代の仲間と共に暮らし、さまざまな体験を共有することによって、コミュニケーション力や人間力を身に付けることを目指すという。

 同日に開催された入学式には、44名の新入生とその保護者、来賓が出席。「神山まるごと高専」の校歌となる音源が披露された。校歌の作曲は、同校が掲げる人物像「モノをつくる力で、コトを起こす人」を体現し、音楽活動・芸術活動を通して社会を動かしていたとされる坂本龍一氏。

 校歌は入学式での披露を目指して制作が進められていたとし、今回特別に許可を得て完成前の音源を学生に向けて披露。その場に居合わせた全員がその音源を聴き、感動と感謝の気持ちに包まれたという。校歌は今後、編曲を経て完成される。神山まるごと高専では、学生やスタッフ全員により、坂本氏の思いも含め100年、200年と、大切に歌い継いでいくとした。

《木村 薫》

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