大学通信は2023年3月29日、全国の進学校の進路指導が評価する2022年の各種大学ランキングを発表した。「改革力が高い大学ランキング2022（全国編）」は、3位が近畿大、4位が東京大、5位が立命館大。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、大学通信が全国の進学校を対象にアンケートを実施し、624校の進路指導教諭から得た回答をもとに作成したもの。項目別に大学名を5校連記で記入してもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント…として集計。多くの受験生が迷う志望校選びに、進路指導のエキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に、気になる項目別のランキングを発表した。
改革力が高い大学ランキングの3位は、181ポイントを獲得した近畿大学。時代のニーズに応えるカリキュラム改革を推進してきた同大は、2011年に日本初の建築学部、2016年に大学全体のグローバル化を牽引する国際学部、2022年には先端IT人材の育成を担う情報学部を開設し、Society 5.0を実現するクリエイティブな技術者の養成に力を入れている。情報学部棟には全学生が利用できるesports施設「esports Arena」を設置。「アカデミックシアター」には図書館スペースや24時間利用可能な自習室の他、学生・教員・企業が集う実験的なモノづくり拠点「THE GARAGE」等がある。また、次世代型新食堂では栄養価の高い食事を提供し、キャッシュレス決済も推進する等、施設面での整備・改革も進められている。
改革力が高い大学ランキングでは、3位近畿大が181ポイント、4位東京大が120ポイント、5位立命館大が103ポイントを獲得。改革はカリキュラムから研究内容、施設・設備、キャンパス環境まで多岐にわたり、1位から5位までが100ポイント以上と進路指導からの支持を得た。
大学通信のWebサイトでは、1位・2位の大学についても分析等を紹介。トップ10以下、47位の大学までランキングを紹介している。
「改革力が高い大学ランキング2022」1位は？
