ハリー・ポッター電車「スタジオツアー東京エクスプレス」運行開始

魔法の杖を振ると、映画『ハリー・ポッター』の主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の3人の姿をデザインしたフルラッピング電車が、「ホグズミード駅」をイメージしてリニューアルされた豊島園駅(東京都練馬区)からスルスルと走り出した……。

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スタジオツアー東京エクスプレス(豊島園駅)
スタジオツアー東京エクスプレス(豊島園駅) 全 19 枚 拡大写真

魔法の杖を振ると、映画『ハリー・ポッター』の主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の3人の姿をデザインしたフルラッピング電車が、「ホグズミード駅」をイメージしてリニューアルされた豊島園駅(東京都練馬区)からスルスルと走り出した……。

映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』の制作の裏側を学べる、新しいウォークスルー型のエンターテイメント施設、「ワーナーブラザース・スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)が、6月16日にグランドオープニング予定だ。

西武鉄道はスタジオツアー東京の開業に向けて、都心側ターミナルの池袋駅と最寄駅である豊島園駅をリニューアル、4月下旬に主な工事を終え、5月26日に供用を開始した。池袋駅は英国・ロンドンの「キングス・クロス駅」を、豊島園駅はホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」をイメージしたという。

リニューアルを記念し同日、豊島園駅駅前広場にて「西武鉄道池袋駅・豊島園駅リニューアル記念セレモニー」を実施、豊島園駅構内では、やはり同日より運行開始となる「スタジオツアー東京エクスプレス」の出発式を行なった。

スタジオツアー東京エクスプレスは、映画に登場する「禁じられた森」を背景にした主要キャストの3人をあしらった、フルラッピング電車だ。20000系車両3編成にこのデザインを施し、池袋駅と豊島園駅の間をメインに、一般の電車と共通で運用される。エクスプレスを名乗るが列車種別は各駅停車で、急行券や指定席料金は不要だ。

スタジオツアー東京エクスプレスの走行位置は、西武鉄道公式スマートフォンアプリ「西武線アプリ」の列車走行位置画面を使うとわかる。アイコンが劇中・魔法界のスポーツで使用されるボールの「ゴールデンスニッチ」だ。このボールを捉えたチームは高得点を得ることができるという設定。

セレモニーには、東京都の小池百合子知事、練馬区の前川燿男区長、ワーナーブラザーススタジオジャパン合同会社トーベン・イェンセン・ゼネラルマネジャーらが出席し、新駅舎のテープカットを行なった。その後の「スタジオツアー東京 エクスプレス」出発式では、セレモニー列席者と西武鉄道練馬駅管区の粕谷昇区長の出発合図により、「スタジオツアー東京エクスプレス」1番列車が発車した。

西武ホールディングスの後藤高志CEOは「スタジオツアー東京に来場する多くの人が西武鉄道に乗って、期待感・高揚感を高め、楽しんで欲しいという思いから、駅のリニューアルとラッピング電車を準備した。全世界のハリー・ポッターファンに、池袋駅からこの世界観に没入してほしい」とコメントした。

なお駅名について、「豊島園」は、スタジオツアー東京と練馬城址公園に場所を譲って閉園した、遊園地の「としまえん」よりも古くからの地名で、スタジオツアー東京の開業にあたっても改名の予定はない。

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《高木啓@レスポンス》

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