JR東日本は2023年5月19日、子供向け体験学習型ツアー「フレテミーナ」の夏の厳選コース発売を開始した。自然とのふれあいやカシオペアへの乗車等10コースで、子供の成長と家族の夏休みの思い出づくりを応援する。出発月は7月・8月。申込み・購入はWebサイトから。
フレテミーナは、リアルな体験からしか生まれない驚きや面白さを、子供たちに体験してもらうための地域の個性にこだわった特別な旅行プラン。東京駅・上野駅・大宮駅等から7月・8月出発。旅行代金は、大人1名2万2,500円～15万4,000円、子供1名1万9,500円～14万9,000円でツアーにより異なる。
人気の寝台列車「カシオペア」乗車の旅（7月28日・2泊3日）では、由利高原鉄道「おもちゃ列車」貸切乗車と映画の世界をプチ体験。カシオペアの他にも由利高原鉄道「おもちゃ列車」の貸切運行や笹川流れの車窓を楽しむことができる。立入禁止エリア「奥只見発電所・奥只見ダム」を探検できるツアー（7月29日・1泊2日）では、発電の仕組みを勉強し、奥只見湖遊覧船で船長体験。ローカル線「只見線」への乗車や、新潟の名物「笹団子」作りも楽しむことができるという。
一般公開していない「青森空港」裏側と「盛岡新幹線車両センター青森派出所」の特別見学ツアー（7月8日・1泊2日）は、飛行機好きも新幹線好きにもお勧めのプラン。東京駅発1日目は「青森ねぶた」の制作現場見学や元機関士ガイドによる八甲田丸の案内、のっけ丼の昼食と青森を満喫するツアーが用意されている。
東北を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」参加ツアー（8月6日・1泊2日）では、1日目にハネトの衣装をまとい祭りに参加。りんご風呂が名物の「ホテルアップルランド」で宿泊し、2日目は「十和田湖」「奥入瀬」を散策する。
秘境の地「只見町」の自然散策ができるツアー（8月26日・1泊2日）では、2023年に引退する列車「フルーティアふくしま」でデザートを楽しみながら乗車、只見を周遊。専門ガイド同行でブナが生い茂る緑豊かな「癒しの森」トレッキング等も楽しめるという。
この他、8月18日出発1泊2日の「美しい三陸の海を観察しよう！『シュノーケリング体験』と三陸鉄道で学ぶ『震災学習列車』『車両基地見学』」。 7月23日・30日出発2泊3日の「夏休みは高原で親子アウトドア体験！ラベンダーもゆりも咲く斑尾温泉『ホテルタングラム」』」等が用意されている。詳細はWebサイトで確認できる。
申込み・購入はネット限定。インターネット申込みサイト「日本の旅、鉄道の旅」から受け付けている。なお、8月19日・26日出発1泊2日の「運転士さんになろう！ 本物の電車を運転体験『えちぜん鉄道』と恐竜の化石見つかるかな？！発掘体験＆『福井県立恐竜博物館』」のみ、 6月1日の午後1時に発売する。
