小中高生対象「ひらめき☆ときめきサイエンス」プログラム公開

 科研費が支える大学などの先駆的な研究成果を体感できる「ひらめき☆ときめきサイエンス」のプログラム一覧が2023年6月9日、日本学術振興会のWebサイトで公開された。2023年度は全国各地の大学などで256プログラムを開催予定。小学5年生~高校生対象。

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ひらめき☆ときめきサイエンス
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 科研費が支える大学などの先駆的な研究成果を体感できる「ひらめき☆ときめきサイエンス」のプログラム一覧が2023年6月9日、日本学術振興会のWebサイトで公開された。2023年度は全国各地の大学などで256プログラムを開催予定。小学5年生~高校生対象。

 「ひらめき☆ときめきサイエンス」は、大学や研究機関などの科研費(科学研究費助成事業)による先駆的な科学分野の研究を、小学5年生から高校3年生が直接見て・聞き・触れることができる訪問体験型プログラム。2022年度は「ヒトの動きと力を計測しよう!」「かんたん電子工作でハートのドキドキを調べてみよう」など多数のプログラムが実施され、2005年度の事業開始以来、参加者総数は8万1,000人を超えたという。

 2023年度は、全国の国公私立大学、大学共同利用機関や高等専門学校などで265プログラムを開催予定。実施プログラム一覧では、開催地域・都道府県、分野、募集対象者、キーワードによる検索ができる。

 たとえば、北海道大学では、7月29日に中学生対象の「体験!ベリー研究の最前線"君も育種家になろう!”」、7月31日に小学5・6年生対象の「歯医者さんの世界を体験してみよう~むし歯治療から最新の研究まで~」など。東北大学では、8月9日と10日に高校生対象の「遺伝暗号を学ぶDNAストラップ作製と内視鏡手術操作で『生命科学・医工学』を体験」など。

 東京大学では、8月8日に高校生対象の「古文書を読んでむかしの災害を調べよう」、8月13日に高校生対象の「不思議な高圧力の世界~大気圧・水圧・マントル圧!身の回りの圧力を体験しよう!~」など。京都大学では8月6日に小学5年生~中学生対象の「宇宙医学ってなんだろう?宇宙飛行士が宇宙滞在中に受けている影響を学ぼう!」や、8月17日~18日に高校生対象の「植物の多様性のひみつに迫る~知られざる土壌微生物の役割~」など。また、国立天文台(沖縄県石垣市)では、8月21日~23日に高校生対象の「美ら星研究体験隊『新しい星を見つけよう!』」を開催予定。

 申込みは、「ひらめき☆ときめきサイエンス」や実施機関のWebサイトなどで受け付けている。実施場所や申込方法など詳細は、実施プログラム一覧で確認できる。

《川端珠紀》

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