乳幼児から学べるSDGs「リッタの日常」配信

 岡山のブランディングデザイン会社・アッパービレッジは、SDGsについて、親と子が一緒に学べるノンバーバルアニメーション「Ritta(リッタ)」を制作した。公式Webサイト、YouTube、インスタグラムにて発信する。子供が飽きない2分前後の動画で、乳幼児から楽しめる。

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ノンバーバルアニメーション「Ritta(リッタ)」
ノンバーバルアニメーション「Ritta(リッタ)」 全 4 枚 拡大写真

 岡山のブランディングデザイン会社・アッパービレッジは、SDGsについて親と子が一緒に学べるノンバーバルアニメーション「Ritta(リッタ)」を制作した。公式Webサイト、YouTube、インスタグラムにて発信する。子供が飽きない2分前後の動画で、乳幼児から楽しめる。

 「Ritta(リッタ)」は、多様なライフスタイルを持つ女性社員7人からなるアッパービレッジの自社発信型の新サービス。女性の結婚・出産・転勤・介護などのライフイベントにも柔軟に対応し、女性が自分らしく働き続けられる会社になるための取組みの1つとして立ち上げた。社員1人1人が主体的に関わり、子供たちの共感性や愛他心を育む。

 主人公は黄色い子供のモンスター「Ritta(リッタ)」。名前はSDGsと共に近年注目を集めるワード「利他」に由来している。動画はいずれも2分前後と、子供が飽きずに見られる長さ。登場するキャラクターやモノたちは、子供の目を引きやすいよう、シンプルかつカラフルなデザインとなっている。

 「13.気候変動に具体的な対策を」をテーマにしたコンテンツでは、リッタがエアコンの温度を下げると、エアコンが泣きだし、壊れてしまう。そこで、リッタのパパが故障を直し、ママはお掃除をし、エアコンは元気になるという内容。

 言葉を使わないので、乳幼児でも楽しめ、キャラクターの表情や行動から、想像力や興味の向上も促進する。さらに、「SDGsがまだよく理解できていない」「子供に教えたいけど学ぶ時間がない」という大人にとっても、身近な事例からSDGsを「自分ごと」として理解しやすい内容になっているという。

《藤本ゆう子》

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