デジタル技術で物流課題を解決、群馬大・ミシュランなど産学協同で取組みを開始

ドコマップジャパンは、日本ミシュランタイヤなどと連携してデジタル技術を活用して物流課題を解決する取り組みに着手した。

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ドコマップジャパン、日本ミシュラン、群馬大学、美松運送が連携して物流課題解決するプロジェクトを推進(イメージ)
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ドコマップジャパンは、日本ミシュランタイヤなどと連携して、デジタル技術を活用して物流課題を解決する取り組みに着手した。

群馬県の「2023年度ぐんまデジタルイノベーション加速化補助金審査」に「持続可能な運輸業界の実現に向けたぐんまの運輸デジタルイノベーション~生産性の向上・環境負荷の軽減・稼働停止の最小化~」プロジェクトが採択された。プロジェクトはドコマップジャパン、日本ミシュラン、群馬大学、美松運送の4者による産学官連携でコンソーシアムを組み、活動する。

運転手の不足や高齢化、残業規制強化で輸送能力が不足する「物流の2024年問題」、カーボンニュートラルの要求への対応など、物流業界は数多くの社会課題を抱えている。インフラの基盤ともなる運送業界を持続可能な業界にすりため、プロジェクトを始動する。

プロジェクトでは、運輸事業を手がける美松運送がドコマップジャパンの「ドコマップビークル」サービスを利用しCO2排出量や、スコープ3(サプライチェーン全体でのCO2排出量)のレポートを作成し、教育機関である群馬大学が運送業の課題発見と解析を担当する。これらによって運送業界の将来の共創を考える基盤を整える、業界の発展につなげる。


デジタル技術で物流課題を解決---ミシュランなど産学協同で取り組みを開始

《レスポンス編集部@レスポンス》

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