新SNS「Whoo」が第1位、高校生13万人調査

 ペンマークは、2023年2月20日~28日にかけて、高校生向け学習管理SNS「Penmark」を利用する日本全国の現役高校生を対象に「高校生活実態調査」を実施。新興SNSについて、スマートフォンWeb調査を行い、Z世代の学生が現在抱える課題を明らかにした。

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 ペンマークは、2023年2月20日~28日にかけて、高校生向け学習管理SNS「Penmark」を利用する日本全国の現役高校生を対象に「高校生活実態調査」を実施。新興SNSについて、スマートフォンWeb調査を行い、Z世代の学生が現在抱える課題を明らかにした。有効回答数は13万8,618名。

 岸田政権が掲げた「新しい資本主義」の実現に向けた施策とされる高校生の金融教育の義務化や、プログラミング学習の「情報」科目の必修化などは、教育現場にも大きな影響を及ぼしている。同調査の目的は、Z世代の進学、スキル、SNS、投資などについて大規模な定量アンケートを用いて調査することでZ世代の学生が現在抱える課題を明らかにすること。高校生13万人を対象に高校生のリアルな生活やトレンド、今後の動向を明らかにすべく、アンケート調査を実施した。

 今回、現役高校生に対し「利用したことがあるSNSについて」尋ねたところ、利用したことのある新SNSは「Whoo」が42.7%で最多となった。次に「NauNau」が19.6%、「Snapchat」8.7%という結果が続いた。

 1位となった「Whoo」に関しては、友人との待ち合わせや、隙間時間に近くで友人が集まっていたら参加するなどに使用されている。「Whoo」利用のきっかけは、地元や高校の友人経由が多く、新学期やクラス替えなど新しい友人関係を築くタイミングでダウンロードし、徐々に広まっていくようすが伺えた。

 また、この結果を高校1~3年生の学年別でみてみると、全体で2位の「NauNau」の利用率は高校1年生が23.5%ともっとも高いが、学年が上がるにつれて減少傾向に。特に、高校1年生と3年生では5.6%の差となった。

 その他の「Yay!」「Zepeto」「Bondee」「GRAVITY」「BeReal」「Hakuna LIVE」「MONIE」のSNS利用率は全体的に低いが、学年が上がるにつれて微増傾向。これらのSNSが年齢を重ねるにつれて徐々に認知されているようすが見受けられた。

《日高紋佳》

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