京都芸術大、オンライン「食文化デザインコース」新設

 瓜生山学園 京都芸術大学は2024年度より、完全オンラインで「食」を学ぶ芸術学士課程「通信教育部芸術学部デザイン科食文化デザインコース」を開設する。食に関わる幅広い知識と豊かな感性を学び、食文化の担い手を育成するという。

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通信教育部芸術学部デザイン科食文化デザインコースの開設
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 瓜生山学園 京都芸術大学は2024年度より、完全オンラインで「食」を学ぶ芸術学士課程「通信教育部芸術学部デザイン科食文化デザインコース」を開設する。食に関わる幅広い知識と豊かな感性を学び、食文化の担い手を育成するという。

 京都芸術大学が2024年4月に開設する「通信教育部芸術学部デザイン科食文化デザインコース」は、国内唯一の完全オンラインで「食」が学べる芸術学士課程となる。

 食を「ライフ(食と文化、食と社会)」「ビジネス(食とプランニング、食とプロデュース)」「体験(食と理論、食と感性)」の3つから領域横断的に学ぶという。座学による食の幅広い知識と、食の現場や人と繋がるリアルな学びに触れながら、自宅のキッチンや食卓をアトリエとして活用。人や自分を幸せにする企画力や創造力へと繋げていくことを目指す。

 講師は、日本における食のオープンイノベーションの推進者である外村仁氏、分子調理学の第一人者である石川伸一氏、パリやNYなどで活躍する出張料理人で食プロデューサーでもある狐野扶実子氏、世界の台所探検家の岡根谷実里氏、料理評論の先駆者の門上武司氏、コミュニケーションツールとして食をデザインする中山晴奈氏など、国内外で活躍する食分野のプロフェッショナル20名が就任する。

 そのほか、スペイン・バスク地方にある世界最高峰のガストロノミー教育機関で、料理界のパイオニアでもある「バスクカリナリーセンター(BCC)」から提供されるの講義を2単位分受講することができる。

 京都芸術大学通信教育部は、文部科学省に認可された正規の4年制大学。芸術学士(4年制大学卒業資格)の取得が可能となる。完全オンライン型となるため、働きながら学士資格の取得も目指せるという。また、専門学校や短期大学、大学を卒業している場合は、3年次編入学が可能なため、最短2年で卒業が可能となる。

 食文化デザインコースの学費は、授業料が年間34万8,000円。出願期間は、Web出願登録が2024年1月15日から3月30日まで。書類提出期限は4月5日(消印有効)。入学試験は行わず、出願書類をもとに、入学資格の有無を確認するための書類審査を行う。詳細は、12月上旬公開予定の募集要項で確認できる。

 なお、自宅から体験できるオンライン授業「秋のオンライン1日体験入学、食文化デザインコース」を11月11日に開催する。申込みはWebサイトにて受付、事前申込制。

◆通信教育部芸術学部デザイン科食文化デザインコース
開設日:2024年4月
出願(Web登録)期間:2024年1月15日(月)~3月30日(土)
書類提出期限:2024年4月5日(金)(消印有効)
※募集要項は12月上旬公開予定

◆秋のオンライン1日体験入学、食文化デザインコース
日時:2023年11月11日(土)13:30~15:00
形式:Zoomによるオンライン開催
申込方法:Webサイトより申し込む

《宮内みりる》

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