2023年度第2回高卒認定試験、出願者は9,658人

 文部科学省は2023年11月1日、令和5年度(2023年度)第2回高等学校卒業程度認定試験出願状況を公表した。出願者は前年度(2022年度)第2回試験と比べて1.7%減となる9,658人。第2回高等学校卒業程度認定試験は11月4日・5日の2日間、全国の会場などで実施される。

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出願状況
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 文部科学省は2023年11月1日、令和5年度(2023年度)第2回高等学校卒業程度認定試験出願状況を公表した。出願者は前年度(2022年度)第2回試験と比べて1.7%減となる9,658人。第2回高等学校卒業程度認定試験は11月4日・5日の2日間、全国の会場などで実施される。

 高等学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で高等学校を卒業できなかった人などの学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられ、就職、資格試験などにも活用できる。試験は年に2回実施されており、2023年度は8月に第1回試験、11月に第2回試験を実施する。

 2023年度第2回試験は、7月18日~9月8日に出願を受け付け、前年度(2022年度)第2回試験よりも167人少ない9,658人が出願。2023年度第1回試験と比べると125人増となった。

 最終学歴別の出願状況は、「中学校卒業」1,293人(13.4%)、「高校中退」4,177人(43.2%)、「全日制高校在学」1,768人(18.3%)、「定時制・通信制高校在学」1,904人(19.7%)、「高専中退」77人(0.8%)、「その他」439人(4.5%)。

 都道府県別にみると、「東京」1,656人が最多。ついで、「大阪」778人、「神奈川」664人、「愛知」580人など。前年度(2022年度)第2回試験より出願者が増えたのは、「青森」「東京」「静岡」「愛知」「奈良」「京都」「広島」「沖縄」など、16都府県。「神奈川」は135人減、「兵庫」は63人減と、出願者が大きく減少している。

 2023年度第2回高等学校卒業程度認定試験は、11月4日・5日に全国の都道府県47会場と全国の少年院、刑務所などの矯正施設84会場において実施される。結果通知は12月5日発送予定。出願状況の詳細は、文部科学省のWebサイトで閲覧できる。

《いろは》

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