日本女子大学は2023年11月10日、11月2日に韓国の誠信女子大学と学生交流に関する大学間協定を日本女子大学 目白キャンパスにて締結したことを公表した。
日本女子大学は11月2日、韓国の誠信女子大学と学生交流に関する大学間協定を締結した。締結式は日本女子大学の目白キャンパスで行われ、イ・ソングン学長をはじめパク・ノユン大学院長、日本語文・文化学科長ホン・ユンピョ教授や国際交流支援チーム長 兼 国際教育院運営チーム長のキム・イル氏が来校した。
誠信女子大学は日本女子大学と同じ、私立女子総合大学。1936年の設立以来、韓国を代表する総合女子大学として伝統と革新を融合する教育を先導している。 現在、13学部49専攻に約1万1,000人の学生が在籍し、約30か国から700人を超える留学生を受け入れている。大学内にはさまざまな韓国文化体験施設を備え、国際教育院の韓国語学堂では語学レベル別に韓国語教育を行い、留学生に良質な教育を提供しているという。
文系から理系、芸術系まで多様な学部の中には、近年注目されるK-ビューティーやK-ファッションに特化した学部も有し、2025年度には国際学部を開設予定。
イ・ソングン学長は、「誠信女子大学では国際化に力を注いでおり、大学の外国人留学生誘致・管理能力を評価する、韓国教育部の教育国際化力量認証制に9年連続で最高等級の『優秀認証大学』に選定されました。今年（2023年）は、韓国の400以上の大学のうち、9校だけが優秀認証大学に選ばれております。2025年に国際学部を新設するため、両大学の国際学部間で多くの交流ができることを願っております」とコメントしている。
日本女子大学の篠原聡子学長は「協定により、両校の協力関係を築けたことを光栄に思います。私たちの歴史は、それぞれの国に根ざしていますが、常に卓越性と地域社会の向上への献身を示してきました。今後の相互の成長、交流、そして私たちの学生や教員に訪れるであろう数え切れないほどの機会を楽しみにしています」とコメントを寄せている。
韓国への留学希望者が増加している中、日本女子大学としては、梨花女子大学に続き韓国で2校目の協定締結となった。今後は交換留学生の相互派遣や短期のプログラムなどを通して、交流を進めていくとしている。
