大学通信は、2023年度入試における「国公立大医学部に強い」高校ランキングを特集している。国公立大医学部に強い関東地方の高校は、3位に開成（東京）、4位に渋谷教育学園幕張（千葉）、5位に前橋・県立（群馬）がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、2023年度入試で防衛医科大を除く国公立大医学部・医学科合格者数の上位校をまとめたもの。合格実績のある高校へのサンデー毎日・週刊朝日・大学通信の3社合同調査をもとに集計している（非公表の高校除く）。掲載データは、一部、集計中のため実際の合格者数が多いことや、浪人などの人数を含んでいないことがある。
6月14日更新の最新データによる国公立大医学部に強い関東エリアの高校ランキングは、3位が「開成（東京）」合格者38人、4位が「渋谷教育学園幕張（千葉）」30人、5位が「前橋・県立（群馬）」28人、6位が同数で「豊島岡女子学園（東京）」と「聖光学院（神奈川）」各25人、8位が同数で「東京学芸大附（東京）」と「麻布（東京）」各24人、10位が「水戸第一（茨城）」と「日比谷（東京）」で、それぞれ23人の合格者を輩出した。
上位校には、中高一貫教育を提供する私立高校の名前が目立つ。男子御三家と称される「開成（東京）」や「麻布（東京）」もTOP10に入るなど、難関中高一貫校が強さを見せつけた。
大学別の合格者数をみると、「開成（東京）」は、東京大学に3人のほか、京都大学、北海道大学、東北大学にそれぞれ1人、その他の国公立大に32人が合格。一方、公立進学校では「前橋・県立（群馬）」が東北大学に2人、その他の国立大に26人の合格者を輩出した。
関東ランキング1位・2位は、大学通信のWebサイトで確認できる。なお、大学通信では最新のデータを随時更新しているが、詳細については各大学のWebサイトを参考にしてほしいとしている。
2023年「国公立大医学部」に強い高校ランキング関東1位は？
