東京都の中学校英語スピーキングテスト（ESAT-J）が2023年11月26日、都立学校188会場および民間会場39会場にて実施された。当日午後7時時点の速報によると、申込者約7万6,000人のうち、受験者は約7万人だった。試験問題と解答例は、11月27日午後5時ごろに都教育委員会Webサイトに公開される。
ESAT-Jは、中学校の英語学習で身に付けた「話すこと」の能力を客観的に評価し、英語で話す力を高めることを目指して2022年度より導入された都内公立中学校の3年生全員を対象に実施する到達度テスト。テストの結果は、東京都立高校入学者選抜の評価資料として用いられる。
東京都教育委員会が公表した11月26日午後7時時点の実施状況によると、実施2年目となる2023年の受験者数は約7万人。申込者数約7万6,000人のうち9割以上が受験した。試験は都立学校188会場および民間会場39会場の計227会場で実施。会場数は前年度より30会場増設され、試験は予定通り午後1時に開始し、午後3時30分以降に終了した。
試験日当日のトラブルとして、会場準備の確認のために一部入室時刻が遅れる会場があったものの、試験実施に影響は無かったという。
試験問題と解答例については、11月27日午後5時ごろに東京都教育委員会のホームページに公開予定。追試験は12月17日に行われる。
