中高生のオンライン部活動「プロジェクト部」参加者募集

 a.schoolは、中高生がその道のプロフェッショナルとつながり、社会を舞台に実践的なプロジェクトに挑戦する新しいオンライン部活動「プロジェクト部」を本格始動する。Webサイトを公開し、4つの共創プロジェクトと3つの特別ウェビナーの参加者を募集する。

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 a.schoolは、中高生がその道のプロフェッショナルとつながり、社会を舞台に実践的なプロジェクトに挑戦する新しいオンライン部活動「プロジェクト部」を本格始動する。Webサイトを公開し、4つの共創プロジェクトと3つの特別ウェビナーの参加者を募集する。

 「プロジェクト部」は、学校という枠組みをこえて全国の中高生がオンラインでつながり、活動を共にすることができる、多種多様なテーマ領域で活動ができる、社会を動かす、実践的なプロジェクトに挑戦できる、複数の大人が顧問となり各界のプロフェッショナルや大学生に出会える、など既存の部活動とは異なる活動。

 2022年からプロジェクト部は試験運用しており、これまでに「建築・まちづくりプロジェクト」「デジタルアートプロジェクト」「椅子デザインプロジェクト」「デジタル絵本プロジェクト」の4つの共創プロジェクトを実施した。いずれも新しいプロダクトやサービスを具現化する試作品をつくり、発表するところまで挑戦している。

 今回の本格始動を機に、新たに立ち上がる共創プロジェクトは次の4つ。「ちょい木工プロジェクト」「ティーンズ駄菓子プロジェクト」「学研まなび動画プロジェクト(パートナー:Gakken)」「日経未来プロジェクト(パートナー:日本経済新聞社)」。うち2つでは、初めて企業を共創パートナーに迎えた。いずれも3か月ほどの期間のうちに、新しいプロダクトやサービスのプロトタイプ(試作品)までつくりあげ、社会に向けてお披露目するのが目標。

 共創プロジェクトに先駆け、キックオフ・イベントとして特別ウェビナーを3つ開催する。うち2つは、今話題の「神山まるごと高専」(2022年春開学)および「FC今治高等学校」(2024年春開学)をゲストに迎え、「中高生の探究」をテーマに議論する。特に「神山まるごと高専」とのウェビナーでは、同校の教員および在校生と「プロジェクト部」のファシリテーターおよび部員がそれぞれ登壇し、中高生が実践的なプロジェクトに取り組む意義や魅力について当事者同士が語る。

 現在「プロジェクト部」では、新入部員を募集している。入部後は、毎月開催される「プロレクチャー」を始めとし、フィールドワーク(オフライン)や交流会(オンライン)などに参加しながら、自分のペースで探索を深めることができる。より中長期(四半期~)にわたるコミットメントが必要な共創プロジェクトへの参加は任意。なお、当該部活動は中高生をおもな対象とするが、若干名の「おとな参加者」(大学生・社会人)も受け入れている。中高生と共に肩を並べて探究しつつ、ときには少し先をゆく先輩として伴走・支援をしてくれるような仲間を募集する。なお、プロジェクト部は学校公認の部活動としても導入可能。

 あわせて、これからの社会を形作る未来の大人たち(中高生)と、社会課題や最先端の科学技術をテーマに探究する共創プロジェクトの企業(法人)パートナーも募集している。

◆プロジェクト部
対象:中高生
参加費:無料
【ちょい木工プロジェクト】
活動期間:2023年12月5日(木)~2024年2月13日(火)
定員:15名
応募締切:12月3日(日)
【ティーンズ駄菓子プロジェクト】
活動期間:2023年12月5日(木)~2024年3月5日(火)
定員:15名
応募締切:12月3日(日)
【学研まなび動画プロジェクト】
活動期間:2023年12月21日(木)~2024年3月28日(木)
定員:20名
応募締切:12月19日(火)
【日経未来プロジェクト】
活動期間:2023年12月22日(金)~2024年3月29日(金)
定員:20名
応募締切:12月19日(火)

《中川和佳》

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