文科省、2023年度全国高校生フォーラム受賞6校を発表

 文部科学省は2023年12月18日、筑波大学と共催で12月17日に開催した「2023年度全国高校生フォーラム」の受賞校を発表した。ポスターセッションとポスター審査により、各事業の計103校の高校生、教育関係者(ポスター掲示のみ参加6校)の参加者の中から、計6校が受賞した。

教育業界ニュース 文部科学省
文部科学省
文部科学省 全 4 枚 拡大写真

 文部科学省は2023年12月18日、筑波大学と共催で12月17日に開催した「2023年度全国高校生フォーラム」の受賞校を発表した。ポスターセッションとポスター審査により、各事業の計103校の高校生、教育関係者(ポスター掲示のみ参加6校)の参加者の中から、計6校が受賞した。

 「全国高校生フォーラム」は、文部科学省が実施しているWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業とスーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワークに参加する高校生が一堂に会し、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題の解決や提案などを話しあい、英語によるポスターセッションを実施するもの。各事業の計103校の高校生と教育関係者(ポスター掲示のみ参加6校)が参加した。

 文部科学大臣賞、審査委員長賞は、参加校の高校生による英語でのポスターセッション(プレゼンテーション)を、審査委員が審査し、最優秀校(1校)に文部科学大臣賞、優秀校(1校)に審査委員長賞を授与した。優秀ポスター賞は、全参加校のポスターについて審査委員が審査を行い、優秀校(受賞校を除く4校)に授与した。

 文部科学大臣賞を受賞したのは、「日本の英語教育と挟まる私たちの未来」の岡山県立岡山城東高等学校(SGHネットワーク参加校)。審査委員長賞は、「多角的な視野を持つ人材の育成を目指して」の愛知県立千種高等学校(WWLカリキュラム開発拠点校)が受賞した。

 また、優秀ポスター賞は、「卵殻や卵殻膜を用いた水質浄化」の広島県立広島中学校・広島高等学校(SGHネットワーク参加校)、「ADHDの特性を持った子ども達にとって有用な視覚教材の見直しと開発について」の大阪府立千里高等学校(SGHネットワーク参加校)、「どこでもEnglish! ~英語教育の地域格差をなくすために~」の名古屋大学教育学部附属中・高等学校(WWLカリキュラム開発拠点校)、「Fish's dish ~新たな餌原料の提案、養殖漁業の発展を目指して~」の宮崎県立宮崎大宮高等学校の計4校が受賞した。

《いろは》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集