福岡県は2024年1月22日、2024年度（令和6年度）公立高等学校特色化選抜および連携型選抜志願状況を公表した。特色化選抜では、県立高校で7,472人、市組合立高校で1,738人、公立高校全体で9,210人が出願。面接、作文、実技試験は1月24日と25日に行われる。
福岡県公立高等学校特色化選抜は1月16日から出願を開始し、1月22日正午に締め切った。県教育委員会は、特色化選抜を実施する県立64校と市組合立9校、計73校の志願状況について、即日情報を公開した。
県立64校の特色化選抜志願状況は、内定者上限人数（目安）7,455人に対し、志願者数7,472人、志願倍率は1.0倍。各校の内定者上限人数（目安）を超えた出願があったのは、苅田工業（電気）、行橋（総合ビジネス）、門司大翔館（普通）、小倉工業（電気系）、八幡（文理共創）、八幡工業（機械系）、北筑（普通）、折尾（総合ビジネス・ビジネス情報）、光陵（普通）、玄界（普通・コース除く）、宇美商業（ビジネス探究）、福岡工業（工業進学）、春日（普通）、武蔵台（普通）、筑紫（普通）、糸島（普通）、嘉穂（普通・コース除く）など。
市組合立8校の特色化選抜は、内定者上限人数（目安）1,049人に対し、志願者数1,738人、志願倍率は1.66倍だった。大半の学校・学科が内定者上限（目安）を上回る志願者数となっており、満たなかったのは北九州市立（情報ビジネス）、古賀竟成館（普通ベーシックデザインコース）（総合ビジネス）の3学科のみ。
連携型選抜は、大川樟風の1校のみ実施。内定者上限人数（目安）48人に対し、30人が志願した。
今後は、県市立高校は1月24日と25日に面接、作文、実技による試験を実施し、1月29日午前9時に合格内定通知を行う。合格者発表は3月15日。組合立の古賀竟成館は、1月24日に面接・実技試験を実施、1月29日午前9時に合格内定通知、3月4日に合格者発表を行う。
