桜開花トップは東京3/18…全国的に平年より早まる予想

 ウェザーニューズは2024年2月15日、桜の季節に向けて「第3回桜開花予想」を発表した。2024年の桜の開花は、西日本や東海で平年並のところがあるものの、全国的には平年より早まるところが多い予想。開花トップは東京で、3月18日の開花が見込まれる。

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各都市の桜開花予想
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 ウェザーニューズは2024年2月15日、桜の季節に向けて「第3回桜開花予想」を発表した。2024年の桜の開花は、西日本や東海で平年並のところがあるものの、全国的には平年より早まるところが多い予想。開花トップは東京で、3月18日の開花が見込まれる。

 ウェザーニューズでは、「さくらプロジェクト」に寄せられる桜のリポートと全国の桜の名所への独自取材で得られた実況データ、今シーズンの気温などの観測結果・気象予測データをもとに開花日を予測し、「桜開花予想」として発表している。

 第3回桜開花予想では、今季の暖冬の影響と、今後春にかけても高温傾向が続くことから、桜の生長が早まる見込みとし、全国的に桜の開花時期は平年より早まるところが多いと予想した。暖冬の中でも、桜の花芽を休眠から目覚めさせるのに必要な気温低下はあり、一時的に強い寒気の影響を受けたことで休眠打破は行われている模様。特に北陸や北日本では平年より1週間以上早くなる予想だという。

 一方、西日本と東日本の太平洋側の一部では冷え込みが長続きせず、休眠打破の進みが鈍いところがある。西日本と東日本では開花直前に低気圧や前線の影響を受けて曇りや雨の日が多くなることから、九州から東海では平年並となるところもあるようだ。東日本と北日本を中心に記録的な早さで開花した昨年(2023年)と比べると、全国的には同じか少し遅い開花となる予想となっている。

 開花トップは3月18日の東京。ついで、19日に福岡、20日に長崎、横浜と続く。3月下旬に西日本や東日本、東北南部で開花し、4月上旬には東北北部でも咲き始め、北海道には4月中旬に桜前線が上陸する予想。

 2月15日には、全国1,100か所以上のお花見名所の開花予想を「さくらCh.」に掲載。ウェザーニュースのアプリや Webサイトから見ることができる。次回「第4回桜開花予想」は2月下旬に発表予定。

《畑山望》

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