浜学園とスタディラボ「クロスビュー」共同設立

 浜学園とスタディラボは2024年6月19日、新会社「クロスビュー」を共同出資により設立したことを発表した。教育業界向けのコンサルティング、eラーニング、オンライン授業のプライベートブランドサービス、営業・販売代行を行う。

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 浜学園とスタディラボは2024年6月19日、新会社「クロスビュー」を共同出資により設立したことを発表した。教育業界向けのコンサルティング、eラーニング、オンライン授業のプライベートブランドサービス、営業・販売代行を行う。

 浜学園とスタディラボは2024年1月、新会社「クロスビュー」を共同出資により設立した。「クロスビュー」の社名は、浜学園が掲げる「子どもたちひとりひとりの能力を最大限に伸ばす教育」方針と、スタディラボが掲げる「新しい教育を創造する」という、2社の方針とビジョンが交差して、より良い未来の教育を描けることを願って名付けられたという。

 クロスビューは2024年4月より、教育機関向けeポートフォリオ作成ツール「Feelnote」の本格販売を開始した。「Feelnote」は生徒が直感的に使えるSNSのような操作で、学習や部活動などの学校内の活動、ボランティアなどの課外活動などで得た気づきや行動を投稿できるツール。学びと活動の軌跡「ポートフォリオ」をAIが分析。ひとりひとりの個性・興味関心を可視化する。

 Feelnoteに記録したデータは、The Admissions Officeの出願資料にすることができ、各大学のアドミッションオフィサーは、志願者ひとりひとりの個性的な学びと活動のプロセス、伸びしろを評価することができるようになっているという。

 クロスビューは総販売元として「Feelnote」を全国の学校、塾・予備校などの教育機関を中心に販売する。

 また、OEM事業として、浜学園Webスクール生対象のプリンターソリューションシステム「ハマプリ」を取り扱う。「ハマプリ」は、家庭と学習塾をつなぎ、オンライン授業でもデジタルデバイスだけに頼らない紙を使った授業を行うことができる。学習する単元のプリントを事前に配信し、授業中はそのプリントに書き込んで学習できる。授業後の回収もスピーディーにできるため、より対面に近い「紙でのやりとり」をオンライン授業でも実現する。講師のプリントの配布・回収の業務負担を軽減し、生徒の学習状況のデータ蓄積と可視化も実現するという。

 クロスビューは、教育業界向けのコンサルティング、eラーニング、オンライン授業のプライベートブランドサービス、営業・販売代行を通じて、子供たちひとりひとりの可能性を最大限に引き出し、社会の発展に貢献するとしている。

《中川和佳》

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