【大学受験2024】長崎大で出題ミス、合否に影響なし

 長崎大学は2024年7月11日、2024年度(令和6年度)一般選抜の後期日程において、薬学部と工学部の総合問題に出題ミスがあったことを公表した。いずれも合否判定に影響はないという。

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 長崎大学は2024年7月11日、2024年度(令和6年度)一般選抜の後期日程において、薬学部と工学部の総合問題に出題ミスがあったことを公表した。いずれも合否判定に影響はないという。

 出題ミスが判明したのは、3月12日に実施した2024年度長崎大学一般選抜後期日程の薬学部と工学部の総合問題。薬学部は「化学」の問題で、グラフと問題文中の水とペンタンの状態の設定に矛盾があり、解答不能だった。工学部は「数学」の問題で、図に誤りがあった。

 後期日程の受験者数は、薬学部が58人、工学部が119人。工学部で出題ミスがあった問題を選択した受験者は68人。薬学部は、出題ミスがあった問題を全員正答とした。工学部では、図に誤りはあるものの問題文に従って解答することが可能で、図に影響を受けたと考えられる解答をした受験者が認められなかったため、得点の調整などは行わない。

 出題ミスによる合否への影響はなかった。長崎大学は「今後、入試問題のチェック体制の検証および見直しを行い、再発防止を徹底してまいります」とコメントしている。

《奥山直美》

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