パリ五輪、小中学生が興味のある競技2位「卓球」1位は?

 ニフティは、ニフティキッズで「五輪・パラ五輪」に関するアンケート調査を実施し、2024年7月18日に結果を発表した。小中学生が一番興味があるのは「バレーボール」、注目している日本の選手は「水泳・池江璃花子」であることがわかった。

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「五輪・パラ五輪」調査
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 ニフティは、ニフティキッズで「五輪・パラ五輪」に関するアンケート調査を実施し、2024年7月18日に結果を発表した。小中学生が一番興味があるのは「バレーボール」、注目している日本の選手は「水泳・池江璃花子」であることがわかった。

 「五輪・パラ五輪」に関する調査は、2024年5月14日から6月25日にかけてインターネットにて実施。対象は小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者、2,103人から回答を得た。

 今回のパリ五輪で一番興味のある競技は「バレーボール」で、2位が「卓球」となった。3位は小中学生で異なる結果となり、小学生は「サッカー」、中学生では「バドミントン」がランクインした。バレーボールに興味をもっている人が多い理由としては、2024年5月~6月に開催された「バレーボールネーションズリーグ2024」での日本男子チームの活躍や、マンガ「ハイキュー!!」の影響があるようだ。

 また、注目している選手は「特にいない」と回答した人がもっとも多かったものの、水泳の池江璃花子選手が小中学生ともに多くの票を集めた。池江選手については病気からの競技復活を道徳の授業で学んだ人も多いようだ。池江選手についで、小学生ではスケートボードの四十住さくら選手、中学生では卓球の早田ひな選手が注目されている。

 2021年に開催した「東京五輪」では、日本は史上最多の金メダル27個を獲得したが、パリ五輪での金メダル獲得は、小中学生ともに6~10個と予想する子供が多かった。

 今回のパリ五輪・パリパラ五輪を現地で観戦する人は2.6%と少なく、79.9%が「テレビ・ネットで」観戦する、23.6%が「観戦する予定はない」と回答した。前回の東京五輪も、家のテレビやネットで観戦した人が77.1%。観戦しなかった人は22.9%で、今回のパリ五輪・パリパラ五輪に対してのアンケートとあまり大きな差はない。ただし、前回は国内開催だったため、現地で観戦した人の割合は4.6%と少し多かった。

 将来、五輪競技になってほしい種目を聞いたところ、世界中で急成長している「e-スポーツ」をあげる人が多かったという。また、TBS番組「SASUKE」が種目になってほしいとの意見もあったが、「SASUKE」はパリ五輪の次のロス五輪で「近代五種競技」の1つとして採用が決まっている。

 最後に、自分が五輪に出場するとしたら何の競技が良いか聞いたところ、1位は「バドミントン」、2位「卓球」、3位「バレーボール」となった。どれも学校などで触れる機会のある競技で、親しみやすい競技が上位になっていることがわかる。一方で、アーチェリーやカヌー、フェンシングなど、特別な道具が必要だったり、なじみのない競技はあまり人気がない傾向にあるようだ。

《中川和佳》

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