【高校受験2025】愛知県公立高、入試制度を一部変更…協議会決議

 2024年度第2回「愛知県公立高等学校入学者選抜方法協議会議」が2024年7月23日に開かれ、全日制単位制高校、定時制・通信制課程、連携型中高一貫教育校にかかる入学者選抜についての変更点が取りまとめられた。

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協議会まとめによる現行制度からの変更 「全日制単位制高等学校」
協議会まとめによる現行制度からの変更 「全日制単位制高等学校」 全 5 枚 拡大写真

 2024年度第2回「愛知県公立高等学校入学者選抜方法協議会議」が2024年7月23日に開かれ、全日制単位制高校、定時制・通信制課程、連携型中高一貫教育校にかかる入学者選抜についての変更点が取りまとめられた。

 愛知県公立高等学校入学者選抜方法協議会議は7月23日午前10時より、愛知県庁本庁舎6階正庁にて開かれ、教育長や学校長など26名の委員が出席。全日制単位制高等学校、定時制課程・通信制課程、連携型中高一貫教育校にかかる入学者選抜のあり方について意見が交わされ、現行制度からの変更点がまとめられた。

 全日制単位制高等学校は、2025年度(令和7年度)入試より、定員を当該高等学校・学科の募集人員の20%程度までを上限として高等学校長が定める。入学検査は、面接、作文、基礎学力検査、プレゼンテーションのうち、高等学校長が定めるいずれか1つ。「推薦選抜」における普通科の合格者数は、当該高等学校・学科の募集人員の30%程度から45%程度とすることができる。

 定時制課程は2025年度入試より、後期選抜を廃止し、前期選抜の合格者が募集人員に満たない高等学校・学科において第2次選抜を実施。入学検査は、面接を行うほか、作文、基礎学力検査またはそのいずれかを行うことができる。

 通信制課程は2025年度入試より、フレキシブルハイスクール(佐屋高校、武豊高校、豊野高校および御津あおば高校)における入試日程で、後期選抜を廃止し、前期選抜の合格者が募集人員に満たない高等学校・学科において第2次選抜を実施する。入学検査は、面接、作文、基礎学力検査またはそのいずれか1つ、もしくは2つを行うことができる。

 連携型中高一貫教育校は2026年度(令和8年度)入試より、 定員を当該高等学校・学科の募集人員の30%以上とし、高等学校長が定める。

 いずれも、そのほかの事項については、現行通り行うとしている。

《川端珠紀》

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