【夏休み2024】44%が取組む「自由研究」人気のテーマ1位は?

 いこーよ総研は2024年8月5日、自由研究の内容や研究の取り組み方、予算などについての調査結果を公開した。取り組み方は「本やインターネットで調べる」「身の回りにある道具を使う」のほか、イベントや体験などに参加するという人も多いことがわかった。

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2024年夏休み自由研究調査レポート
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 いこーよ総研は2024年8月5日、自由研究の内容や研究の取り組み方、予算などについての調査結果を公開した。取り組み方は「本やインターネットで調べる」「身の回りにある道具を使う」のほか、イベントや体験などに参加するという人も多いことがわかった。

 「2024年夏休み自由研究調査」は、全国のいこーよおよびいこーよアプリを利用したユーザーを対象にインターネットで実施した。調査期間は2024年7月15日~25日、サンプル数は349サンプル。

 今年の夏休みに「自由研究をする予定がある、やっている」という子供は約46%だった。年齢別にみると、小学校低学年となる「6~7歳」、小学校中学年となる「8~9歳」では、約60%、小学校高学年の「10~12歳」になると、70%以上が「する予定、やっている」と回答している。「5歳以下」は9%、「13歳以上」は16%しか取り組んでいない。

 自由研究でもっとも人気のテーマは「工作・ものづくり」で、全体の約半数の約44%を占める結果となった。つぎに「生き物(動物、昆虫、植物など)の観察」17%、「絵を描く、造形などアート」13%が続く。

 研究の進め方としては、「本やインターネットでの調べ物」45%が最多で、ついで「自分で道具を用意したり身の回りにあるもので自由研究をする」36%が続く。興味があることを調べたり、身近にあるものを自由研究につなげている子供が多いといえる。そのほか、「自由研究になるようなイベント、体験などに参加する」も30%と多い。夏休みは各地で自由研究向けのイベントや体験が行われており、実際に自身で足を運び、体験したり話を聞いたことを自由研究にまとめるという子供が多くいることがわかった。

 自由研究にかける予算は、もっとも多かったのは「1,000円未満」39%で、つぎに「1,000~2,000円未満」が21%、さらに「ほぼ無料」という回答も18%を占める。多くの家庭が2,000円未満で自由研究を行っており、コストを抑えつつ創意工夫して自由研究に取り組む姿勢がうかがえる。

 いこーよ総研は「自由研究は子供の好奇心や探究心を深堀りする良い機会です。日常のふとした興味や身近にある不思議が自由研究のたねになります。長い夏休み!ぜひ楽しく自由研究に取り組んでほしいと思います。」とコメントしている。

《中川和佳》

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