第106回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)は、2024年8月23日午前10時から阪神甲子園球場で決勝が行われ、京都国際(京都)が関東第一(東東京)を制し、初優勝を決めた。
ともに初の決勝進出となった両校。東京と京都の代表校が決勝で対戦するのは、春夏通じて初めて。京都代表の優勝は、1956年の平安高校以来となった。
8月21日の準決勝は、いずれも接戦。関東第一が神村学園(鹿児島)に2対1、京都国際が青森山田(青森)に3対2で、逆転勝ちを収めた。
初優勝をかけた決勝は、9回裏まで両チームのスコアボードに「0」が並ぶ熱戦で、10回から決勝では大会史上初となる延長タイブレークに突入。2対1で試合を制し、京都国際が初の甲子園制覇を果たした。
全国の高校球児が夢見る2024年夏の甲子園は、本日の試合をもって全日程が終了し、幕を閉じた。