ベネッセコーポレーションは2024年9月3日、創志学園と連携協定を締結したと発表した。この連携により、ベネッセの通信制サポート校「Be高等学院」は、創志学園高校が2025年4月に開設予定(認可申請中)の通信制課程の提携校として、スクーリング会場を全国28施設へ拡大する。
Be高等学院は、2025年4月に開校するベネッセ初となる通信制サポート校。通信制高校に通う生徒がスムーズに卒業できるように単位取得に必要な学習や心情面での支援を行う民間の教育施設となる。
連携する高校(一条校)は、当初、熊本県の単位制・広域通信制「くまもと清陵高等学校」の1校と発表していたが、今回の連携協定により、「創志学園高等学校」を加えた2校へと拡大する。これにともない、スクリーング施設は、当初の4施設(東京・滋賀・熊本・福岡)に、13都道府県(北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・岡山・愛媛・高知・福岡・鹿児島)で開設予定の24施設が加わり、全国28施設へと拡大する。
通信制サポート校に通う生徒は、提携する通信制高校のスクーリングのため年に数回、指定された施設へ通学することが必要であり、今回の会場の拡大により利便性の向上が見込まれる。Be高等学院の出願は、9月18日よりWebにて受け付ける。
創志学園高等学校の通信制課程は、母体となる創志学園が運営するクラーク記念国際高等学校(通信制)のノウハウを活用して、2025年4月に開設を予定(認可申請中)。今回の連携により、学校教育法で定められた学校(一条校)として質の高い教育を提供するとしている。