文部科学省は2024年10月20日、気候変動予測先端研究プログラムの公開シンポジウム「昨日の豪雨は温暖化のサイン?-気候変動を科学する-」をオンラインにて開催する。参加費無料。事前登録制。
文部科学省の「気候変動予測先端研究プログラム」では、気候変動メカニズムの解明や自治体・民間企業等の気候変動対策の基盤となる高精度な気候予測データの創出などを通じて、気候変動・地球温暖化の問題に取り組んでいる。
プログラムは、気候変動の最新の知見を世界に発信する「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の評価報告書や、世界中の研究機関が協力する気候予測プロジェクト「結合モデル相互比較プロジェクト(CMIP)」へ重要な貢献を果たすことも目的の1つとしている。その中で、近年社会的に関心が高まっている豪雨や夏の高温における地球温暖化の影響の評価(イベント・アトリビューション)にも積極的に取り組んでいる。
シンポジウムでは、「昨日の豪雨は温暖化のサイン?-気候変動を科学する-」をテーマに、気象キャスターの今村涼子氏を招き、気候変動と身近な異常気象の関わり、気候変動対策に不可欠な気候予測等について最新の研究内容を交えてわかりやすく伝えるという。
シンポジウムには誰でも参加でき、高校生や大学生の参加を呼びかけている。会の終了後、問題がなければYouTubeにてアーカイブ動画を公開する予定。参加費無料。事前登録制。申込みや事前質問は、Webサイトより行う。
◆気候変動予測先端研究プログラム 公開シンポジウム
「昨日の豪雨は温暖化のサイン?-気候変動を科学する-」
日時:2024年10月20日(日)13:00~15:50
形式:オンライン
対象:誰でも参加可
参加費:無料 ※事前登録制
申込方法:Webサイトより申し込む
事前質問締切:2024年10月11日(金)15:00