【高校受験2025】福岡県立高、定員120減…小郡に新コース

 福岡県教育委員会は2024年10月4日、2025年度(令和7年度)福島県立高等学校等入学定員について発表した。城南など6校が学級増、福岡など9校が学級減となり、県立高校全日制の入学定員は前年度比120人減の2万2,160人。小郡高校に不登校生徒を対象とした「普通科みらい創造コース」を新設する。

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令和7年度県立高等学校入学定員
令和7年度県立高等学校入学定員 全 8 枚 拡大写真

 福岡県教育委員会は2024年10月4日、2025年度(令和7年度)福島県立高等学校等入学定員について発表した。城南など6校が学級増、福岡など9校が学級減となり、県立高校全日制の入学定員は前年度比120人減の2万2,160人。小郡高校に不登校生徒を対象とした「普通科みらい創造コース」を新設する。

 2025年3月の福岡県の中学校卒業見込者数は約4万7,000人。2024年3月から、約300人の減少が見込まれている。これを踏まえ、2025年度県立高校全日制の入学定員は、中等教育学校後期課程を含めて、全体で前年度比120人(3学級)減の2万2,160人(554学級)とする。市(組合)立高校全日制の入学定員は、2,120人(53学級)で前年度から変更なし。定時制、通信制、県立中学校、県立中等教育学校の入学定員も前年度から変更はない。

 学級数を増やすのは、玄界(普通)、香住丘(普通)、香椎(普通)、城南(普通)、小郡(普通)、福岡講倫館(総合)の6校で、それぞれ1学級増となる。

 学級数を減らすのは、小倉南(普通)、小倉西(普通)、光陵(普通)、福岡(普通)、柏陵(普通)、大宰府(普通)、武蔵台(普通)、筑前(普通)、三潴(普通)の9校で、それぞれ1学級減となる。

 小郡高校には、不登校生徒の実態に配慮した学びの多様化学校として「普通科みらい創造コース」を設置し、40人を募集する。対象は、中学校第3学年で年間30日以上欠席した不登校生徒またはそれに相当する者など。学年による教育課程の区分がなく、学ぶ時期を自分のペースで決定できる単位制とし、少人数学級編成を採用。服装は自由で、小郡高校の制服を選択することも可能。国語・数学・英語を中心に習熟度別授業を実施し、オンライン学習やICTを活用した学習支援も行う。

 このほか、おもな学校の入学定員は、修猷館(普通)440人、筑紫丘(普通)400人、筑紫丘(理数)40人、福岡(普通)400人、明善(普通・コースを除く)200人、明善(普通・総合文科コース)40人、明善(理数)40人、東筑(普通)280人など。

 2025年度福岡県立高等学校入学者選抜は、推薦入学者選抜や特色化選抜などの願書受付を2025年1月22日から28日、面接・作文・実技試験・学力検査等を1月30日と31日、合格内定通知を2月5日に行う。一般入学者選抜は、願書を2月7日から17日、志願先変更を2月18日から21日まで受け付ける。学力検査は3月5日、合格発表は3月17日。

 福岡県のWebサイトでは、学校や学科・コースごとの入学定員をまとめた一覧を公開。県立高校のほか、市(組合)立高校、県立中学校、県立中等教育学校についても掲載している。2025年度福岡県立高等学校入学者選抜要項は、10月下旬ごろに公表予定。

《奥山直美》

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