AI英会話アプリ「スピークバディ」レベル診断が可能に

 AI英会話アプリ「スピークバディ」が、新たに生成AIを活用したスピーキングテスト機能を発表した。学習者は、世界中のAIバディと約10分間の会話を楽しむことで、英会話レベルの診断を受けることができる。この新機能は、学習者の英会話力を正確に測定し、個々のレベルに応じたカリキュラムを提案することで、学習の継続を支援することを目的としている。

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 AI英会話アプリ「スピークバディ」が、新たに生成AIを活用したスピーキングテスト機能を発表した。学習者は、世界中のAIバディと約10分間の会話を楽しむことで、英会話レベルの診断を受けることができる。この新機能は、学習者の英会話力を正確に測定し、個々のレベルに応じたカリキュラムを提案することで、学習の継続を支援することを目的としている。

 スピークバディは、2016年9月にリリースされた日本発のAI英会話アプリで、感情表現豊かなキャラクター(AIバディ)との対話を通じて、体系的に発音やキーフレーズ、単語、イディオムなどを学ぶことができる。従来のスピーキングテストには、対人型やオンライン型ともに双方向性や心理的負担といった課題があったが、同アプリは生成AIを活用することで、これらの課題を克服し、学習者にとってより現実的で双方向な会話体験を提供する。

 過去にスピークバディが行った調査によると、92.3%の学習者が英会話学習を中断・挫折した経験があると回答している。これを受け、スピークバディは学習者のレベルを正確に把握し、課題に沿った学習方法を提案することで、学習の継続を促すアセスメント機能を強化している。新たに実装されたテストでは、学習者は自分専用のパスポートを作成し、AIバディとのフリートークを通じて診断結果を受け取り、フィードバックやカリキュラムの提案を受けることができる。

 今後、スピークバディは2025年にかけて、学習の継続による上達を測定できるテストの開発を進める予定。また、AIバディとの対話をより楽しく、愛着のわくものにすることで、日々の学習体験を豊かにすることを目指している。なお、今回の新機能はiOSアプリのみで提供されており、Androidアプリへの搭載は順次進められる予定としている。

《佐藤愛》

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