アオバジャパン・インターナショナルスクールは2024年12月2日、新奨学金制度「グローバル・パスウェイ・スカラシップ・ファンド」を創設したと発表した。国際バカロレア機構（IBO）認定のオンラインディプロマプログラムに出願する生徒を対象に、3種類の奨学金を提供する。
アオバジャパン・インターナショナルスクールは、国際バカロレア機構（IBO）認定のオンラインディプロマプログラムを導入した先駆者として、アジア全域の生徒に高品質なリモート学習環境を提供している。このプログラムにより、生徒は国際的に認知されたIBディプロマの資格を取得し、世界中の大学への進学への道を広げることができる。
特に、日本の地方在住で国際教育の機会が限られている生徒や、通学が困難な事情を抱える生徒、他国に居住しており現地でIB教育を受ける機会がない生徒を対象としている。また、経済的な理由で国際的な教育を受けてこなかったが、高い学習意欲を持つ生徒や、将来のグローバルリーダーとしての成長を目指す意欲のある生徒にも門戸を開いている。
奨学金制度「グローバル・パスウェイ・スカラシップ・ファンド」では、オンラインディプロマプログラム（DP）に出願する生徒を対象に、「グローバル・ビジョナリー・アワード」「フューチャー・イノベーター・スカラシップ」「ライジング・エクスプローラー・グラント」の3種類の奨学金を提供する。これにより、経済的制約に関係なく、幅広い背景を持つ生徒が世界水準の教育を受ける機会を得られる。
グローバル・ビジョナリー・アワードは、2年間のオンラインIBDPの授業料と諸費用を全額補助するもので、社会貢献やリーダーシップの意欲が高く、世界的な視点を持つ生徒を対象としている。
フューチャー・イノベーター・スカラシップは、2年間のオンラインIBDPの授業料と諸費用の50％を補助するもので、持続可能な未来の実現に向けて革新に貢献しようとする生徒を対象としている。
ライジング・エクスプローラー・グラントは、2年間のオンラインIBDPの授業料および諸費用の一部を補助するもので、国際的視野を持ち、成長意欲の高い生徒を対象としている。
選考基準は各奨学金ごとに異なるが、具体的な基準は非公開である。選考プロセスには書類審査および面接が含まれる。応募を希望する生徒は、Aoba Admissions Portalからオンラインで出願書類を提出する必要がある。出願には、学びに対する熱意や社会貢献の意欲を示す小論文とビデオの提出が求められる。
Aoba-Japan International Schoolは、1976年に目黒区青葉台で開校した歴史あるインターナショナルスクール。幼児から12年生（高校3年生）までを対象とし、特定の宗教を持たない共学のインターナショナルスクールである。日本語クラス以外の授業はすべて英語で行われ、国際バカロレアのカリキュラムに積極的に参加できるように言語サポートも含めた学習支援プログラムも充実している。
Aoba-BBTは、「世界で活躍するリーダーの育成」をミッションに掲げ、幼児から経営層までを対象に幅広い教育プログラムを提供している。革新的な教育技術を生かし、個別のニーズに合わせた学習環境を提供し、学生やビジネスプロフェッショナルが持続的な成長を実現できるようサポートしている。
