横浜市西区の紅葉ケ丘に位置する横浜能楽堂で、2025年1月17日から19日までの3日間、「こども能楽研究所・冬」が開催される。これは、同地にある5つの文化・教育施設と横浜の総鎮守・伊勢山皇大神宮を巡る「紅葉ケ丘まいらん アートな初詣」に合わせたイベントで、家族や友人同士で楽しめる内容となっている。
「こども能楽研究所・冬」は、能楽に親しむことを目的としたイベントで、参加費は無料、予約も不要で直接会場に訪れることができる。会場はランドマークプラザ5階のOTABISHO 横浜能楽堂で、11時から17時まで開かれる。イベントでは、夏休み開催時に好評だったクイズシートの配布や、子供向けの本の閲覧スペース、親子で楽しめるお絵描きプログラムなどが用意されている。
特に1月19日には特別プログラムとして「ことばで遊ぶ 茂山狂言かるた」が行われる。午後2時からスタッフが狂言かるたのルールを説明し、参加者は読み上げられる文章に対応するカードを取る遊びを通じて、狂言について学ぶことができる。また、午後4時30分からは能面についての解説が行われ、解説後には能面の裏から顔を合わせて記念撮影ができる機会も提供される。
OTABISHO 横浜能楽堂は、商業施設内に初めて設けられた能・狂言のギャラリー&ショップで、2026年3月までの期間限定で運営されている。今回のイベントは、能楽に興味を持つ子供たちやその家族にとって、能楽の世界を身近に感じる良い機会となるだろう。
◆こども能楽研究所・冬
日時:2025年1月17日(金)・18日(土)・19日(日) 11:00~17:00
会場:OTABISHO 横浜能楽堂(ランドマークプラザ5階)
対象:家族、友人同士
参加費:無料
申込方法:予約不要、直接来場