【高校受験2025】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評…難易度は易~標準

 2025年3月7日(金)、2025年度(令和7年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。リセマムは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2025】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評
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 2025年3月7日(金)、2025年度(令和7年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2025年3月5日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,006人に対し、志願者数5,635人で、倍率は0.94倍だった。

 リセマムでは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<理科>講評
(京進 提供)

大問1 種子植物の分類(生物) 〔易〕
大問2 エンドウの遺伝(生物) 〔標準〕
大問3 気団と季節風(地学)  〔易〕
大問4 火成岩の特徴(地学)  〔標準〕
大問5 重さと質量(物理)   〔やや易〕
大問6 電流と回路(物理)   〔標準〕
大問7 水溶液とイオン(化学) 〔標準〕
大問8 酸化銀の熱分解(化学) 〔標準〕

 今年度は各分野ごとに2題ずつ出題される形に戻ったが、昨年度も各分野均等に配点されていたことから、出題傾向に大きな変化はみられなかった。知識問題では、複数の正解を選択したり、完全解答を求めたりするものが出題された。ほかにも、字数や表記の制限が与えられ、正確な知識を備えていなければ得点につながらない問題もみられた。

 また、大問6と大問8の計算問題では、資料から数値を見つけ出して活用する力が求められ、解答に苦労した受験生も多いだろう。どの分野も、資料をもとに基本的な計算で答えを求める対策は必須である。

 なお、多くの大問で実験や観察が取り扱われていたが、それらはすべて教科書や問題集でよく目にするものであり、典型的な実験や観察の方法、目的をしっかり理解しておくとよい。



 このレポートは2025年3月7日(金)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進





《編集部》

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