【GW2025】上野動物園など「みどりの日」無料開園

 「みどりの日」の2025年5月4日は、恩賜上野動物園、葛西臨海水族園など、東京都内の施設で入園料が無料になる。ゴールデンウィーク(GW)期間中でもあり、家族やグループでお得に楽しむことができそうだ。

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恩賜上野動物園
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 「みどりの日」の2025年5月4日は、恩賜上野動物園、葛西臨海水族園など、東京都内の施設で入園料が無料になる。ゴールデンウィーク(GW)期間中でもあり、家族やグループでお得に楽しむことができそうだ。

 みどりの日(5月4日)は、1989年の「国民の祝日に関する法律」改正により設けられた祝日。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日とされている。

 東京都内では、恩賜上野動物園や多摩動物公園などの都立動物園をはじめ、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、神代植物公園で「みどり日」は、すべての来場者の入園料が無料になる。さらに、翌日の「こどもの日」(5月5日)には、各施設で中学生以下が無料(小学生以下、都内在住・在学の中学生は普段から無料)。多摩動物公園は、5月5日が「開園記念日」にあたるため、すべての来場者が無料となる。

 このうち、恩賜上野動物園は、日本で最初に誕生した動物園。東京の都心部にありながら自然と景観を維持している都市型の動物園で、ジャイアントパンダ、ゴリラ、トラ、ゾウなど、約300種3,000点の動物を飼育している。

 多摩動物公園は、多摩丘陵の豊かな自然が多く残った園内で、約260種の動物を飼育。コアラやカンガルーと出会える「オーストラリア園」など、特徴的な施設がある。広い放飼場を活用し、野生で群れをつくる動物はなるべく群れで飼育するなど、ダイナミックな展示を行っている。

 葛西臨海水族園は、葛西臨海公園の中にあり、500種を超える世界の海の生き物や身近な水辺の環境を展示。館内では2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロ、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンの姿などを見ることができる

 井の頭自然文化園は、動物園や資料館、彫刻館のある「動物園(本園)」と、水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれており、あわせて170種を超える動物を飼育している。敷地面積は、井の頭恩賜公園のほぼ3分の1にあたる。

 神代植物公園では、武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができる。現在、植えられている植物は、約4,800種類、10万本・株。もともとは、東京の街路樹などを育てるための苗圃だったが、戦後、神代緑地として公開され、1961年に現在の名称となり、都内唯一の植物公園として親しまれている。

 なお、当日は各施設ともGW期間中で混みあうことが予想される。公共交通機関を利用するなど、渋滞や混雑に注意したうえで、お得に楽しみたい。

◆「みどりの日」無料開園
・恩賜上野動物園(台東区上野公園9-83)
・多摩動物公園(日野市程久保7-1-1)
・葛西臨海水族園(江戸川区臨海町6-2-3)
・井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1-17-6)
・神代植物公園(調布市深大寺元町5-31-10)

《奥山直美》

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