2025年4月25日より、立命館大学とNPO法人Sinceが共同で運営する新しいプロジェクトが始まる。不登校の子供たちが「自分の好きなこと」を通じて、誰かの笑顔をつくることを目的としたプログラムで、名称は「プロジェクト」だという。毎週金曜日に立命館大学キャンパス内で開催される。
このプロジェクトのキーワードは「学びの拡張」「新たなつながり」「視野の広がり」。不登校の子供たちは、学校という場を離れているだけで、学びを止めたわけではない。このプロジェクトを通じて、「不登校でも、確かな繋がりと学びを得ていける」ということを実感できるはずだという。
毎週金曜日、Sinceが運営するフリースクールに通う子供たちが立命館大学に招かれ、大学生や研究者とともに、自分の「好き」や「関心」を社会に届けるための探究活動を進める。プロジェクトの伴走者として、立命館大学のフリースクール研究者である武井哲郎氏と学生メンバーが参加する。彼らは子供たちとともに、未来をつくる活動をサポートする。子供たちが誰かのために、自分の「好き」を育てていく挑戦が、ここから始めるという。