2025年8月4日から8月9日まで、早稲田大学アカデミックソリューションは、女子中高生を対象とした「AI・プログラミング Camp」を台湾で開催する。台湾の名門理系大学での学びやIT企業訪問、現地学生との交流を通じて、AI・プログラミングを学び、将来の可能性を広げる5泊6日のプログラムだ。現在、参加者を募集しており、締切は2025年5月20日。
このプログラムは、IT分野におけるジェンダーギャップが課題となる中、女子中高生に先端技術分野への興味を喚起し、理系分野や情報分野への進路選択や将来のキャリア形成を後押しすることを目指している。IT分野での女性活躍が顕著な台湾を舞台に、大学でのAI・プログラミング学習に加え、グローバルに展開するIT企業を訪問し、第一線で活躍する女性エンジニアやCIOとの交流機会を提供する。
プログラムの開催地は、台湾の台北市にある国立台湾科技大学。同大学は台湾の理系・科学技術系の大学でもっともレベルの高い大学のひとつであり、東京科学大学や九州大学などの学生交流協定校でもある。参加者は現地学生が利用する教室や食堂、学生寮を使用し、海外の学生生活も体験できる。
初心者も経験者も楽しく学べるよう、台湾科技大学の先生がAI・プログラミングの基礎からていねいにレクチャーする。講義は英語で進行し、現地の大学生ティーチング・アシスタント(TA)による充実したサポート体制が整っているため、日本語の資料もあり、未経験者でも安心して参加できる。旬のAI技術体験やゲームなどソフトウェアの設計・デザインに関する発想力を養い、プログラミング経験者も新たな学びが得られる。
また、旅行予約サイトを運営するKKday社や、AIによる自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業のCyCraft社を訪問する。社会におけるAI・プログラミングの活用事例を学ぶと共に、現役の女性エンジニアやCIOから直接話を聞くことで、将来のキャリアを具体的にイメージする機会を提供する。
さらに、現地の大学生TAとの交流やパイナップルケーキ作り、夜市体験など、台湾の文化に触れる時間も設けている。参加費は35万円前後で、航空券代金(エコノミークラス)、燃油サーチャージ、研修費、宿泊費、プログラム中の食費(一部除く)、現地交通費、体験代等を含む。
◆「AI・プログラミングCamp」in Taiwan 2025
日時:2025年8月4日(月)~8月9日(土)
会場:国立台湾科技大学(台湾・台北)および台北市内企業等
対象:中学3年生・高校1年生・高校2年生の女子生徒
募集人数:20名(最少催行人数17名)
締切:2025年5月20日(火)23:59(先着順)
参加費:35万円前後
申込方法:Web申込フォームより申し込む