さとのば大学、高校生向け「進路フェス」6/14-15

 地域を旅する大学「さとのば大学」は2025年6月14日から15日にかけて、高校生の「自分らしい」進路選択を応援するイベント「進路フェス」をシモキタカレッジで初開催する。起業家によるトークセッションや自己理解を深めるワークショップ、多様な生き方を選ぶ社会人や大学生との交流機会を提供する。

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進路フェス
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 地域を旅する大学「さとのば大学」は2025年6月14日から15日にかけて、高校生の「自分らしい」進路選択を応援するイベント「進路フェス」をシモキタカレッジで初開催する。起業家によるトークセッションや自己理解を深めるワークショップ、多様な生き方を選ぶ社会人や大学生との交流機会を提供し、参加者の視野を広げると共に自分にあった進路選択を後押しする。

 さとのば大学は「学び3.0」を提唱し、未来共創人材を育むプログラムを展開している。今回のイベントでは、同大学のエッセンスを凝縮したコンテンツを高校生向けにアレンジし、日常では得られない自己理解や対話、体験型プログラムを提供することを目的としている。

 イベントでは、起業家たちによるトークセッションが行われる。6月14日には「教育と経済をつなぐ居場所」をテーマに、家入一真氏やHLABの小林亮介氏、さとのば大学の信岡良亮氏が登壇する。彼らは不登校経験や「暮らしながら学ぶ」居場所作りの経験をもとに、社会を創る「居場所」の価値について語りあう。

 6月15日には「大学は、偏差値でなく飛び込むまちで選ぶ」をテーマに、船橋力氏や岡野春樹氏が登壇する。彼らは越境体験を通じて新たな気付きや学びを得ることの重要性を語る。船橋氏は「トビタテ!留学JAPAN」を立ち上げた経験を、岡野氏は都会から地方移住し起業した経験をもとに、進路選びの新たな視点を提供する。

 また、兼松佳宏氏による「beの肩書きワークショップ」や、さとのば大学の4年制コースを体験できる「旅する大学生ゲーム~さとのば体験WS~」も開催される。これらのプログラムを通じて、参加者は自己紹介表現を磨き、総合型選抜受験生にも役立つスキルを身に付けることができるという。

 さらに、進路相談やマイプロ相談室、地域で活躍する大学生の話を聞くブースも設置される。参加者は多様な学生や社会人に直接質問や相談ができる機会を得ることができる。

 さとのば大学は、地域と都市の新しい関係作りを目指した新しいスタイルの大学。2019年には社会人向けの市民カレッジとしてスタートし、2021年からは通信制大学とのダブルスクールで学士の取得を目指せる四年制プログラムも開始している。現在、全国14の地域と連携し、多彩な学びの環境づくりを進めている。

◆進路フェス
日時:2025年6月14日(土)13:00~18:00(12:30開場)、15日(日)10:00~15:00(9:30開場)
会場:シモキタカレッジ(東京都世田谷区代田5丁目20番16号)
対象:高校生・保護者など
参加費:無料

《吹野准》

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