宮城県教育委員会は2025年5月15日、2026年度(令和8年度)宮城県公立高等学校入学者選抜の募集定員と日程を発表した。全日制課程は、前年度比40人減の1万3,400人を募集する。第1次募集などの学力検査は2026年3月4日に行われる。
2026年度宮城県公立高等学校入学者選抜は、全日制課程が前年度比40人減の1万3,400人、定時制課程が前年度同数の960人、計1万4,360人を募集する。通信制課程(美田園高校)の募集定員は、1期入学者選抜450人、2期入学者選抜50人の計500人。
全日制課程の募集定員減の内訳は、塩釜(普通)の1学級40人減。塩釜市などがある中部地区では、今後の急速な少子化を見据えた計画的な学級減を図る必要があるとして、2026年度の第1学年の1学級減を決めた。
学科改編では、岩ヶ崎(普通)が文系教養コース40人、理系教養コース40人としていたコース制を廃止。2年次以降、文系・理系に関わらず柔軟な進路選択が可能となるよう、普通科80人として募集する。
第1次募集、連携型選抜、全国募集選抜の本試験日は2026年3月4日。国語・社会・数学・英語・理科の5教科の学力検査を行う。学校によっては、面接・実技・作文のいずれかを実施する場合がある。追試験は3月10日、合格発表は3月16日。合格者数が募集定員に満たない高校では、3月23日に第2次募集の学力検査などを実施する。
なお、各学校の募集定員については、6月更新予定の「求める生徒像・選抜方法」に掲載予定。