【高校受験2025】青森県立高入試、理科の平均大幅減…理解不足分野が浮き彫りに

 青森県教育委員会は2025年5月28日、2025年度(令和7年度)青森県立高等学校入学者選抜の学力検査結果を公表した。各教科の平均点は、国語58.7点、社会58.1点、数学48.8点、理科47.6点、英語53.1点。社会を除く4教科で平均点が下がり、特に理科では11.3点減少した。

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 青森県教育委員会は2025年5月28日、2025年度(令和7年度)青森県立高等学校入学者選抜の学力検査結果を公表した。各教科の平均点は、国語58.7点、社会58.1点、数学48.8点、理科47.6点、英語53.1点。社会を除く4教科で平均点が下がり、特に理科では11.3点減少した。

 2025年度青森県立高等学校入学者選抜の学力検査は3月6日に行われ、6,622人が受検した。検査時間は、国語と英語が50分、数学・社会・理科が45分。配点は各教科100点満点で、国語には16点、英語には27点の放送による検査問題が含まれている。

 各教科の受検生全体の平均点は、国語58.7点(前年度比6.1点減)、社会58.1点(前年度比1.0点増)、数学48.8点(前年度比5.5点減)、理科47.6点(前年度比11.3点減)、英語53.1点(前年度比1.4点減)。2024年度と比較すると、社会以外の4教科で平均点が下降。前年度入試で平均点が大きく上昇した理科だが、2025年度入試では減少が目立った。

 成績のばらつきを表す「標準偏差」は、英語24.3、理科21.0、社会20.7、数学20.1、国語16.0の順に大きかった。

 学力検査の結果には、教科ごとの得点分布、最高点、最低点などをまとめた得点一覧表を掲載。各教科の問題別正答率や誤答傾向も紹介している。また、3月18日に実施した再募集の学力検査についても結果を公開している。

《奥山直美》

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