スマホで簡単採点「英検Eメール問題AI添削」履歴管理で成長を見える化

 スタディスタジオは2025年6月10日、英検受験生向けのWebサービス「スタスタApps」において、ライティングAI添削機能の「Eメール採点」を大幅にリニューアルした。

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英検受験生向けウェブサービス 「スタスタApps」
英検受験生向けウェブサービス 「スタスタApps」 全 3 枚 拡大写真

 スタディスタジオは2025年6月10日、英検受験生向けのWebサービス「スタスタApps」において、ライティングAI添削機能の「Eメール採点」を大幅にリニューアルした。これにより、スマホで撮影した手書き解答もPCでのテキスト入力も、ワンクリックで採点できるようになった。

 Eメール問題は、2024年度から正式に導入されたもので、英検3級および準2級の受験生を対象としている。受信メールを読み、指定された語数で返信文を書く形式で、3級は約15~25語、準2級は約40~55語が求められる。評価は内容、語彙、文法の3観点で行われ、それぞれ3級は3点、準2級は4点満点で採点される。

 今回のリニューアルでは、無料会員でも過去20件の答案履歴を自動保存できるようになった。これにより、過去の答案や修正文、癖分析コメントをまとめて管理し、書き直しごとに履歴を比較することで、改善の幅を可視化できる。

 スタスタAppsの利用方法は簡単で、無料会員登録後、「ライティング採点→Eメール」を選択し、画像アップロードまたはテキスト入力で解答を送信する。数十秒で採点結果が表示され、自動で履歴が保存される。結果は画像として保存することもできる。

 今後の予定として、6月下旬には履歴推移グラフのβ版が公開される予定で、夏には有料プランが導入される。有料プランでは、履歴200件の保存や評価観点のカスタム選択、添削レベルの切替などが可能になる。

 スタスタAppsは、ライティングAI採点のほか、解答速報〈自己採点シート〉、CSEスコア予測・合否判定、WPM計測、Web Push通知(学習リマインダー・速報配信)などの機能を備えており、すべて無料でブラウザおよびPWA(Progressive Web Apps)で利用可能だ。2025年6月9日時点で、登録ユーザーは1,100名、累計ツール利用は40万回を超えている。

《吹野准》

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