江戸川大、ゲーム業界を目指す学生向け新プロジェクト

 江戸川大学は2026年度から、「ゲーム教育学内連携プロジェクト」を開始する。高度なゲーム系人材を育成・輩出することを目指す。

教育・受験 高校生

advertisement

江戸川大学「ゲーム教育学内連携プロジェクト」
江戸川大学「ゲーム教育学内連携プロジェクト」 全 1 枚 拡大写真

 江戸川大学は2026年度から、「ゲーム教育学内連携プロジェクト」を開始する。高度なゲーム系人材を育成・輩出することを目指す。

 このプロジェクトは、メディアコミュニケーション学部の情報文化学科、マス・コミュニケーション学科、社会学部の経営社会学科の3学科が連携し、ゲーム業界を目指す学生やゲームに関心のある学生を対象にした取組みである。各学科が持つカリキュラムの強みを生かし、学部・学科の枠を越えて多角的に学べる教育環境を整備する。また、制作連携やイベント連携などの課外活動を通じて、学生間の交流とノウハウの共有を促進し、高度なゲーム系人材を育成・輩出することを目指す。

 日本国内のゲーム市場規模は2兆円を超え、世界全体では約29兆円に達するなど、ゲーム産業はかつてない成長を遂げている。経済産業省も海外展開を視野に入れた推進アクションプランを策定するなど、官民一体となった戦略的な取組みが進められている。

 ゲーム業界で活躍する人材には、制作スキルだけでなく、AIやデジタル技術への対応、メディアとしてのゲーム活用、イベントの企画・運営など、「情報技術」や「コミュニケーション」を含む多様な領域への理解が求められる。

 江戸川大学による「ゲーム教育学内連携プロジェクト」では、各学科やゼミナールの強みを最大限に生かし、制作連携やイベント連携を図ることで、学生が多角的に学べる教育環境を整備。学生は学部学科の枠を越えて、ゲームを起点とした、現代社会に即した専門性と実践力を身に付けることができる。

《風巻塔子》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集