【高校受験・神奈川】横浜翠嵐合格155名、生徒ひとりひとりに向き合う臨海セミナー躍進の裏側<1>

 神奈川県の最難関公立校である横浜翠嵐高校は、2025年度の東京大学合格者数74名(うち67名が現役合格) となり、前年の44名から大きく実績を伸ばした。この横浜翠嵐に2025年度の高校入試で155名の合格者を送り出したのが臨海セミナーだ。難関校合格を目指す専門コース「ESC難関高校受験科」の先生3名に話を聞いた。

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【高校受験・神奈川】横浜翠嵐合格155名、生徒ひとりひとりに向き合う臨海セミナー躍進の裏側<1>
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 神奈川県内の最難関公立高校である横浜翠嵐高校(以下、横浜翠嵐)は、2025年度の東京大学合格者数74名(うち67名が現役合格)を記録し、前年の44名から大幅に実績を伸ばした。この横浜翠嵐に、2025年度の高校入試で155名の合格者を送り出したのが、小中高一貫教育を行う学習塾・臨海セミナーである。

 臨海セミナーは、首都圏を中心に全国545校(2025年4月時点)を展開する進学塾で、小学生から高校生まで幅広い受験・学習指導を実施している。中でも、中学1~3年生を対象とする「ESC難関高校受験科」は、ESC(Excellent Students’ Campus)の略称を冠した選抜制の特別コースであり、各都県の公立トップ高校・難関国私立高校合格を目指す中学生に対し、独自のカリキュラムによる指導を行っている。

 神奈川県に本社を構える同社は、横浜翠嵐の入試対策に注力する「横浜翠嵐プロジェクト」を2019年に立ち上げ、徹底した専門対策を展開し、同校への合格を狙う受験生を強力に支援。その取組みが2025年度の横浜翠嵐合格者数ナンバーワンという形で結実した。

 生徒たちは、どのような学習環境で学びを深め、高い学力を身に付けて横浜翠嵐の門をくぐったのか。その裏側を探るべく、ESC難関高校受験科 事業部長・飯沼徹氏、教務部 文系課上席係長・青木陽介氏、主任・長澤裕文氏に話を聞いた。

【話を聞いた人】
ESC難関高校受験科 事業部長 飯沼徹氏
ESC難関高校受験科 教務部文系課 上席係長 青木陽介氏
ESC難関高校受験科 教務部神奈川文系課 主任 長澤裕文氏


左から、臨海セミナー ESC難関高校受験科 事業部長・飯沼徹氏、教務部 文系課上席係長・青木陽介氏、主任・長澤裕文氏

神奈川県公立難関高校入試ならではの「特色検査」

--まず、神奈川県公立難関高校入試の特徴について教えてください。

飯沼氏: 神奈川県の公立高校入試は、「内申(調査書)」「学力検査(5教科)」「特色検査」という3つの要素で構成されており、この「特色検査」が特徴といえます。

 特色検査は大きく分けて3つの形式があります。1つ目は、各校の特色に合わせて行われる「自己表現検査」。2つ目は、芸術系・スポーツ系の高校などで行われる「実技検査」。3つ目は一部の学校で採用されている「面接」です。ちなみに「面接」は、以前はすべての受験生に課されていましたが、2024年度入試から一律での実施は廃止されています。

 私たちが難関校を受験する生徒に指導しているのは、この「自己表現検査」にあたるものです。

 難関校や上位校で実施されている自己表現検査(以下、特色検査)のうち、学力向上進学重点校およびエントリー校の18校では、県が作成する共通のペーパーテストを実施しています。(※横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校は、横浜市教育委員会から進学指導重点校に指定されているため除く) 大問が4題、配点は各25点で、問1と問2はすべての学校で出題される「共通問題」、問3から問6までは4題の中から各校が2題を選んで出題する「共通選択問題」となっています。各校の教育方針や重視する能力が、選択する問題や採点基準に色濃く反映されているといえるでしょう。

ESC難関高校受験科 事業部長 飯沼徹氏

--特色検査は合否にどの程度の影響があるのでしょうか。選考基準における配点比率について解説をお願いします。

飯沼氏:配点比率は学校によって異なります。横浜翠嵐の比率は、内申3:学力検査7:特色検査3です。学力検査の比率は高いものの、横浜翠嵐のような最上位校では、5教科の学力検査ではほとんど差がつかず、内申点も高い生徒が集まるため、特色検査の結果が合否を大きく左右するのが現実です。

 中堅校以下では、5教科の学力検査によって差がつく傾向があるものの、志望校によって特色検査の重要度が変わりますので、当塾では志望校に応じて指導を変えています。

--特色検査では、どのような問題が出題されているのでしょうか。出題例やその意図について教えてください。

長澤氏:教科横断型」と呼ばれる問題が多く出題されます。たとえば2025年度の問1(ア)では、英語の会話文を読んだうえで、空欄にあてはまる為替レートを選ぶ問題が出されました。社会科の範囲である為替の知識や、基礎的な英語の単語や文法の知識だけでなく、発言者がアメリカ人の生徒であることを把握したうえで、アメリカの立場で考える必要があるという読解力も求められる構成で、まさに複数教科を横断する思考力が問われています。この問題については、ESC難関高校受験科の講師の間でも、不正解の生徒が「どこでつまずいたのか」は議論になりました。英語の読解が難しかったのか、それとも為替の知識が不十分だったのか、意見が分かれる設問でした。

ESC難関高校受験科 教務部神奈川文系課 主任 長澤裕文氏

 横浜翠嵐が重視しているのは、テクニックや表面的な知識ではなく、初見の問題に対して意図を読み取り、粘り強く思考を深められるかという点です。特色検査は横浜翠嵐の合格者でも平均点が60点を下回る難問揃いで、学力検査とは異なり、100点満点を目指すのではなく、自分が解ける問題を見極め、取捨選択しながら挑む力も必要です。

横浜翠嵐合格へ。「学力を伸ばす環境」臨海セミナーの3本柱

--特色検査では、教科を横断する知識に加え、読解力や思考力なども問われるとのことですが、貴塾ではどのような特色検査対策を行っているのでしょうか。

青木氏:ESC難関高校受験科では、模擬試験の成績をもとにSV、V、Zクラスに分けますが、すべてのクラスで特色検査対策を実施しています。2025年度は、中3の2学期以降、それぞれ週1回60分の英語と国語の授業の中で、特色検査に直結する題材を扱いました。また、全10回の日曜特色特訓、冬期講習、正月特訓、さらには、横浜翠嵐合格を目的とした特別プログラム「横浜翠嵐プロジェクト」の特別講座でも対策を行い、本番に向けて特色検査に触れる時間をたっぷり取っています。初期段階の講座では、初めて見る文章をその場で読み取り、理解し、自分の言葉として使えるようにする練習を重視しています。

ESC難関高校受験科 教務部文系課 上席係長 青木陽介氏

飯沼氏:さらに当塾の強みは、定期的に開催している「特色検査模試」です。新中3の春に実施される「神奈川統一模試」から始まり、入試本番までに合計11回の模試を受けることができます。2023年度からは、中学2年生の12月から特色検査模試の受験が可能となりました。

長澤氏:これらの模試は、過去問の焼き直しではなく、我々が大学入試を含めた膨大な問題を分析したうえで、独自に作成しています。特色検査模試の意義は、「過去に勉強したことを再確認させる」のではなく、「未知の問題に向き合う力を育てる」ということです。生徒にとっては毎回が初見の課題になりますので、「前回の模試で点が取れたから、今回も大丈夫」とは限らず、その都度対応力が試されます。繰り返し模試に挑戦するなかで、生徒たちは次第に「知らないものにどう向き合うか」という感覚を掴んでいくのです

飯沼氏:こうした模試では、予想問題を出題することを目指しているわけではないのですが、結果的には「臨海セミナーの模試と同じ題材が入試で出題された」ということが度々あり、非常に驚いています。

神奈川統一模試


--2025年度には、貴塾から横浜翠嵐に155名が合格し、全塾中ナンバーワンを達成されました。これほどまでの成果を生んだ要因は、どこにあるとお考えでしょうか。

飯沼氏:第一の要因は生徒ひとりひとりの努力ですが、それを最大限に引き出す「学力を伸ばす環境」が当塾には整っていると自負しています。その環境とは、質の高いカリキュラムと教材、優れた講師の指導力、そして切磋琢磨し合える仲間の存在。この3本柱が揃っているからこそ、大きな成果につながっています。

 まず、1つ目の「カリキュラムと教材」ですが、毎年、入試傾向を徹底的に分析し、常にアップデートを行っており、教材の質はどこにも負けません。『特色検査対策テキストRefine』をはじめとした、1,000ページを超える特色検査対策用のオリジナル教材を作成しています。

青木氏:2つ目の「講師の指導力」については、当塾は、10~25名程度の集団授業でありながら、必要に応じて個別指導を行うなど、非常に手厚いです。特徴的なのが、講師歴約40年の熟練講師が培ってきた指導ノウハウを、全講師が研修を通じて継承している点です。講師陣は徹底して問題を解く生徒の手元を観察しながら、「なぜ間違えたのか」「どこでつまずいているのか」を見極めます。

長澤氏:実際、正解の答案でも、その過程が危うい解き方になっていることは少なくありません。偶然の正解を見逃していると、本番で少し難しい問題に直面したときに太刀打ちできないのです。だからこそ、プロセスに目を向けて指導することを大切にしています。

飯沼氏:ちなみに、この個別指導は追加料金をとらず、すべて無料で行っています。「集団授業でも個別指導でも、同様の情熱で生徒の指導にあたる」という理念を講師陣が共有していることも、ESC難関高校受験科の大きな強みです。

 そして3つ目の「仲間の存在」。私は入塾してきた生徒に「まずは最高峰の横浜翠嵐を目指そう」と伝えています。最終的には模試の結果などを踏まえて受験校を決めていきますが、「みんなが本気で横浜翠嵐を目指している」という空気感の中で学ぶことが、成長を加速させるのです。当塾には、横浜翠嵐を目指す生徒たちを対象にした『横浜翠嵐プロジェクト』があります。これは、生徒のモチベーションを維持・強化していく取組みです。各校舎から270人ほどの生徒が本校に集まり、表彰式や、横浜翠嵐に進学した先輩が登壇するイベント、特別講座などが行われます。参加した生徒は、優秀な仲間から刺激を受け、先輩から楽しそうな高校生活の話を聞き、「絶対に合格して、来年は先輩としてこの場に戻ってきたい」と思いを新たにします。

横浜翠嵐プロジェクト特別講座


 3本柱にさらに付け加えますと、当塾は小中高一貫教育を行っており、小3から小6を対象とする「小学部」、幅広い学力層を対象とする「中学部」が、基礎学力と学習習慣を育てる重要な役割を担っています。

 ESC難関高校受験科は選抜となるため、まずは小中学部で基礎を学び土台を作ります。小中学部の先生方は、生徒たちの学力を着実に伸ばし、各地域のトップ校をはじめとする、生徒それぞれの志望校合格に向けた指導にあたっています。その中から基準をクリアした生徒が選抜されるというかたちを取るため、結果としてESC難関高校受験科へのスムーズなコース移行が可能となり、高校受験における好実績の一因になっています。実際に、2025年度の当塾からの横浜翠嵐の合格者のうち、半数以上が小学生から通っていました。

りんかい公開テスト


--臨海セミナーでは「分析」も大事にされているそうですね。

飯沼氏:模試の結果は徹底的に分析しています。たとえば、模試が終わったあと、まずは設問別正答率を出します。事前に予測していた正答率と実際の正答率を比較して、大きくずれているところを探し出します。予想を大きく下回った設問があれば、教材やカリキュラムの見直しまで踏み込みます。次にクラスごとに設問ごとの正答率を出します。ここでは他クラスと比較して、正答率が大きく落ち込んでいるクラスを探します。そういうクラスにはその問題に対する講師の指導内容がどのようなものであったかの確認を入れ、改善をしていきます。最後は生徒個々に見て、「この生徒はここができていない」というケースでは、個別指導で対応します。また、高校によって、合格者と不合格者でいちばん差がつきやすい問題が異なるので、これも分析し、受験校別の指導に反映しています。生徒ひとりひとり、クラス単位、教材、カリキュラム、どこに課題があるのかを徹底的に洗い出す。この分析力こそが、当塾の大きな強みです。

長澤氏:生徒の“解き直し”にも、当塾が大切にする「分析」の姿勢が表れています。答えを書き写すのではなく、間違えた原因や問題の要点、学んだこと、次にどう生かすかまでを細かく分析し、その内容がノートに反映されているか、我々も丁寧に確認しています。

「ただの受験では終わらせない」。成長を支える講師陣の熱い思い

--生徒や保護者が志望校に横浜翠嵐を視野に入れ始めるのは、どのようなきっかけが多いのでしょうか。

飯沼氏:当塾では『横浜翠嵐高校合格への道説明会』を開催していますが、説明会前から「横浜翠嵐を目指す」と明言する方は、意外と少ない印象です。ただ、説明会後に「横浜翠嵐を目指したくなりました」と志望を固める方は多くいらっしゃいます。「他塾で頑張っていたものの、中学3年生になるタイミングで『無理だから諦めたほうが良い』と言われた」と、当塾の春期講習に参加してくれた生徒もいました。当塾ではそのような早いタイミングで諦めさせるようなことはせず、生徒の可能性を信じてギリギリまで学力を伸ばします。

横浜翠嵐合格への道説明会


--横浜翠嵐を目指す生徒が、貴塾を選択する理由はどのような点でしょうか。

飯沼氏:何よりも多いのは、通塾されているお子さんや保護者の方々の口コミです。「先生が情熱をもって丁寧に指導してくれる」「やる気を高めてくれる」といった評判を、入塾を検討している保護者の方から教えていただくことがあります。横浜翠嵐への合格実績が年々上昇しているという点も、安心材料になっていると思います。特に今春は、最初から横浜翠嵐を志望して入塾される生徒が約2倍に増えました。2025年度の155名合格という実績を見て、高校受験に備える塾として当塾を選んでくださったのではないかと感じています。さらに、説明会に参加された方の多くが、当塾の強みであるオリジナルの特色検査模試や教材を実際にご覧になって、安心感をもってくださるようです。

--横浜翠嵐を目指す生徒を指導している中で、どのようなときに手応え・やりがいを感じますか。

青木氏:教務スタッフ、および塾講師として、それぞれにやりがいを感じています。教務スタッフとしては、英語教材の制作に関わる中で、卒業生が後輩に「この教材があれば大丈夫」と勧めてくれるのを見ると、生徒からの信頼を実感します。

 塾講師としてのやりがいは、生徒が受験を通じて精神的に成長していく姿を見られることです。どれほど学力が高くても14、15歳ですから、精神的に未熟な面もあります。しかし、1年間で当事者意識、忍耐力、計画性、礼儀などを身に付け、将来設計に向き合う姿勢が育ち、受験を終えて送り出すときには、出会ったときとは別人のように頼もしくなっています。「家にいると、無理かも…と自信をなくすこともあるけれど、塾に来ると前向きになって、横浜翠嵐を目指したくなる」という生徒の声も何よりの励みです。

長澤氏:特色検査対策の模試や教材作成に携わる中で、やりがいを感じる場面が多々あります。たとえば、今年度の入試は出題傾向が少し変わり、中には戸惑った生徒もいたと思います。それでも入試後に、「予想とは違ったけれど、どう考えれば良いかわかっていたので、落ち着いて回答できた」と話してくれた生徒がいて、本当に嬉しかったです。もちろん、「やった内容がそのまま出る」というのも嬉しいのですが、それ以上に、「初めて見る問題でも対応できた」と感じてもらえると意義を感じます。

横浜翠嵐高校合格者の声



■大友 龍空さん(小5から通塾)「『とにかく上を目指せ』という先生の言葉で、勉強と部活動の両方に火をつけて最後の1年間を頑張りきることができました」

 ESCの授業はとにかく楽しくて、わかりやすいのがとても良かったです。楽しんでいるだけのつもりだったのに、気が付いたら偏差値が10くらい上がっていて驚きました。先生の面白さ、優しさに触れる中で、自分の中にもそういう部分が自然と移ってきたような気がして、勉強だけではなく人としても成長できたと思っています。また、粘り強さや最後までやりきるという精神力も成長したと感じています。『特色対策テキストRefine』は後輩にも絶対やってほしい、おすすめの教材です。

■八城 健さん(中2から通塾)「横浜翠嵐に合格するという大きな目標に向かって、どう努力すれば良いのか、その方法を掴めたことがいちばんの成長」

 先生方が真剣に向き合ってくれました。模試の結果に対しても、その都度しっかりコメントをくださって、結果が良かったときは「このまま油断せずにいこう」と声をかけてくれたり、悪かったときも「ここが課題だから、こうやって伸ばしていこう」と具体的なアドバイスをくれたりしました。ただの結果のフィードバックではなく、本当に自分のことを見てくれているんだなと感じて、すごく心に残っています。

■齊藤 匠吾さん(小3から通塾)「“合格+α”の目標を与えてくれた先生、やればやるほど自信になる教材、ESCは負けず嫌いな僕にとって最適な場所でした」

 横浜翠嵐プロジェクト独特の空気感が印象に残っています。普段は支部の少人数のクラスで授業を受けていると、「誰と戦っているのか」が見えづらいのですが、横浜翠嵐プロジェクトに行くと、100人以上のライバルが目の前に現れて、「この人たちと競うんだ」という実感が湧きました。知らない人ばかりの環境だからこそ、より入試本番に近い緊張感があり、自分を奮い立たせることができました。もちろん授業の内容も良かったですが、僕にとってはその「雰囲気」や「環境」がいちばん大きな意味をもっていたと思います。


--最後に、横浜翠嵐合格を目指す生徒と保護者に向けて、メッセージをお願いします。

飯沼氏:いちばんお伝えしたいのは「諦める必要なんてない」ということです。学力は中3の夏がもっとも伸びる時期です。臨海セミナーに来る前に諦めてしまうのは、本当にもったいないので、まずは一度、授業を体験してみてください。教材や授業の質を実感していただけると思いますし、志を同じくする仲間と過ごすことで「気が付いたら頑張れていた」という感覚になるはずです。

青木氏:ESC難関高校受験科の理念は「受験を通して成長し、将来社会で活躍できる力を育むこと」です。高校受験を、「合否がすべての試練」「強制的に勉強させられる苦痛」として終わらせてほしくありません。だからこそ、『横浜翠嵐プロジェクト』のような特別な機会を通じて、生徒自身のモチベーションを高める取組みを大切にしていきたい。保護者の皆さまにも、「一生懸命取り組む過程そのものに価値がある」と感じていただきたいです。

長澤氏:模試の判定や過去問演習の点数は重要な指標ではありますが、それに一喜一憂する必要はありません。特に特色検査は平均点が低いため、保護者の方は数字だけ見ると不安になるかもしれませんが、大切なのはしっかりと内容を振り返り、入試本番につなげていくことです。今日お話ししてきたように、私たちには生徒を伸ばすためのノウハウがありますので、ご入塾の際には、私たちを信頼していただき、そして何より、お子さん自身の力を信じて、受験に臨んでいただければと思います。


 横浜翠嵐を目指す生徒たちの可能性を信じ、情熱的に向き合う先生たちの姿勢が印象的だった。先生やスタッフの「合格できる環境」への絶対的な自信は、生徒にも伝わっているはずだ。それが大きな安心感とモチベーションを生み、最後まで諦めない力につながっているのではないかと感じた。

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近日公開予定:【高校受験】横浜翠嵐合格155名、情熱の“特色検査”教材開発現場に潜入、臨海セミナー躍進の裏側<2>

《なまず美紀》

なまず美紀

兵庫県芦屋市出身。関西経済連合会・国際部に5年間勤務。その後、東京、ワシントンD.C.、北京、ニューヨークを転居しながら、インタビュア&ライターとして活動。経営者を中心に600名以上をインタビューし、企業サイトや各種メディアでメッセージを伝えてきた。キャッチコピーは「人は言葉に恋♡をする」。

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