国際地学オリンピック、日本代表の4人全員が銀メダル獲得

 第18回国際地学オリンピックが、2025年8月8日から16日まで中国・済寧で開催され、日本代表として参加した高校生4人全員が銀メダルを獲得した。4人は、文部科学大臣表彰の受賞者にも決まった。

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 第18回国際地学オリンピックが、2025年8月8日から16日まで中国・済寧で開催され、日本代表として参加した高校生4人全員が銀メダルを獲得した。4人は、文部科学大臣表彰の受賞者にも決まった。

 国際地学オリンピック(IESO)は、高校生のための地学の国際大会。地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、地学および地学教育における国際交流・協力の促進をおもな目的としている。日本は、2008年の第2回大会から参加し、毎年4人の生徒を日本代表として派遣している。

 第18回国際地学オリンピックは8月8日から16日まで中国・済寧で開催。28か国・地域から110人の生徒が参加し、成績上位の約10%に金メダル、約20%に銀メダル、約30%に銅メダルが与えられた。

 日本代表の生徒は、青森県立青森高等学校(青森県)3年の石田結寛さん、灘高等学校(兵庫県)1年の酒井伸太朗さん、神戸女学院高等学部(同)3年の清水玲那さん、富山県立雄峰高等学校(富山県)3年の淵上理音さん。4人全員が銀メダルを受賞した。今回の成績を踏まえ、4人は文部科学大臣表彰の受賞者にも決定した。

 次回、2026年の第19回国際地学オリンピックの開催予定国はイタリア。代表選考を兼ねた第18回日本地学オリンピックは、9月1日から11月15日まで参加者を募集する。1次予選は12月21日、2次予選は2026年1月25日、本選は3月15日~17日の日程で開催される。

 また、2027年の国際地学オリンピックは、日本開催が決定した。期間は、2027年8月22日~28日。会場は、島根県松江市のくにびきメッセ、サンレイクを予定している。

《奥山直美》

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