【大学受験】総合型選抜の直前対策アプリ「アオマル」提供

 mugendAIは2025年9月25日、受験直前の総合型選抜(旧AO入試)対策を行うAIサービス「アオマル」の提供を開始した。受験直前期の小論文添削と面接練習に特化しているという。

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総合型選抜入試対策アプリ「アオマル」
総合型選抜入試対策アプリ「アオマル」 全 6 枚 拡大写真

 mugendAIは2025年9月25日、受験直前の総合型選抜(旧AO入試)対策を行うAIサービス「アオマル」の提供を開始した。受験直前期の小論文添削と面接練習に特化しているという。

 このサービスは、AIによる小論文添削と面接練習機能を搭載し、受験生が直面する「どこから対策を開始すべきかわからない」「誰も付き合ってくれない」といった悩みに応えるために開発された。

 「アオマル」は「AI小論文添削」機能によって、多角的に即時フィードバックを行い、改善点を提案する。この独自のシステムが採点待ちのタイムラグを解消し、受験生は即座に弱点を把握できる。結果として、効率的な学習サイクルが実現され、小論文作成能力の向上が期待される。また、テーマごとに多彩な小論文課題が用意され、分野や難易度に応じて練習が可能だという。

 さらに、「AI模擬面接」機能では、志望校別の想定質問に基づく模擬面接が実施できる。AIとの対話形式で模擬面接を実施すれば、受験生はいつでも何度でも練習可能。この機能は個々の回答内容を分析し、客観的な評価レポートを提供する。AIフィードバックにより、受験生は自身の強みや課題を具体的に知ることができ、面接本番でのパフォーマンスを最大化する。

 また、PCやスマートフォンを使って時間や場所を問わず取り組めるため、特別な設備は不要だ。受験直前期でも24時間いつでも対策できる。経済的には、個別指導や専門塾と比較してリーズナブルな価格で提供されており、質の高い受験対策を回数を気にせず利用できる。家計への負担を抑えつつ、最大限サポートを行う。

 mugendAIは、このサービスで総合型選抜における指導者の負担軽減を図り、AI技術を活用し質の高い教育のアクセスを広げることを目指している。今後はユーザーからの意見をもとにサービスを向上させ、自己分析サポートや志望理由書の評価機能などを追加し、総合プラットフォームを目指すとしている。

 対応大学には慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学などが含まれ、順次対応範囲拡大中。

《風巻塔子》

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