スタディプラスは、2025年9月に学習管理アプリ「Studyplus」をアップデートし、大学偏差値が確認できる機能を追加した。これにより、各大学の情報ページに「偏差値」欄が設けられ、学部・学科ごとの偏差値や入試方式ごとの偏差値を確認できるようになった。
「Studyplus」は日々の勉強記録を可視化し、学習者同士で情報をシェアして励まし合うことができる学習管理アプリだ。累計会員数は1,000万人以上に上り、2人に1人以上の大学受験生が利用している。その特徴は、学習モチベーションの向上をサポートし、志望校選択や目標達成に関する情報を提供する点にある。
スタディプラスによると、近年の大学受験を取り巻く環境は大きく変化しており、同社が実施した「進路選択に関する調査」では、2025年3月時点で86.5%のユーザーが進路選びに迷ったことがあると回答している。このような状況を受け、スタディプラスは学習のモチベーション継続に加え、大学受験生の進路選択支援にも尽力する方針を明らかにしている。
過去に発表された機能には、2025年4月に志望校を「学部・学科」まで管理できる機能、7月に「大学イベント情報」機能、8月には「大学入試情報」機能などがある。今後も学生の進路選択や受験勉強に役立つ新機能の開発を進める意向だ。
