中高生の国際ロボコン、日本チームが2位獲得

 2025年9月18日から21日まで、フィリピン・マニラにて「WRO OPEN CHAMPIONSHIP - ASIA PACIFIC PHILIPPINES - 2025」が開催され、日本から3チームがこの国際大会に出場した。南九州代表チームが第2位に輝いた。

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Seinior部門2位、Teamwork & Collaboration Award(M_RC;チーム)
Seinior部門2位、Teamwork & Collaboration Award(M_RC;チーム) 全 2 枚 拡大写真

 2025年9月18日から21日まで、フィリピン・マニラにて「WRO OPEN CHAMPIONSHIP - ASIA PACIFIC PHILIPPINES - 2025」が開催され、日本から3チームがこの国際大会に出場した。南九州代表チームが第2位に輝いた。

 WROは、2004年にシンガポールサイエンスセンターにより始まり、子供たちに科学技術を体験させる場を提供することを目的とした国際的なロボット競技大会である。競技内容は、自律型ロボットによる競技(ROBO MISSION、ROBO SPORTS、FUTURE INNOVATORS、FUTURE ENGINEERS)。今回は、アジアを中心とした24の国と地域から110チームの小中高校生、大学生年代が参加した。

 日本の代表として、ROBO MISSION Senior部門に南九州のM_RC; チーム、FUTURE INNOVATORS Senior部門に兵庫のBIG TURTLE、ROBO SPORTSに奈良のHIYOKO NABEチームが参戦した。

 大会の結果、M_RC; チームがROBO MISSION Senior部門で第2位に輝き、同時にTeamwork & Collaboration Awardも受賞。また、HIYOKO NABEチームがROBO SPORTS部門でFair Play Awardを受賞する成果をあげた。

 WRO OPEN CHAMPIONSHIPは、「より多くの子供たちに国際大会に出場するチャンスを提供したい」という目的のもと、発起国を中心に開催され、2025年はヨーロッパ、中東、南北アメリカ、およびアジア各地域で開催された。

 日本での運営は、WRO Japan実行委員会によって行われており、同組織は日本全国でのロボットプログラミング教育を推進。子供たちの科学技術への興味や国際的視野をもつ人材の育成を目指している。

《風巻塔子》

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