大阪府教育委員会は2025年10月20日、新制度となる2028年度(令和10年度)以降の公立高等学校入学者選抜制度をわかりやすく解説したリーフレットを公開した。PDF版のほか、多言語切替やふりがなのオンオフが可能なWebページ版を用意している。
大阪府公立高校の入試制度は、2028年度から大きく見直される。現行の特別選抜(2月)と一般選抜(3月)は一本化され、高校入試にかかる期間を短縮。一般選抜(全日制の課程)には学校特色枠が導入されるほか、第2志望校への出願機会が設けられる。
リーフレットには大きく分けて、「選抜の種類と日程」「一般選抜(全日制の課程)」「一般選抜(全日制の課程 エンパワメントスクール・ステップスクール)」「第2志望校への出願機会」「一般選抜(定時制・通信制の課程)・二次選抜」の5項目について掲載。合格者の決定手順や、出願から合格者の決定までのおもな流れなど、図解でわかりやすく説明している。
また、対話形式で「よくある質問」を掲載。たとえば、「一般選抜(全日制の課程)では、学力検査は全員が受験しなければいけませんか?」という質問に対し、「はい。一般選抜の志願者は全員学力検査を受験します。第1手順で合格となっていない場合や、第2志望校における合格者の決定に用います」と回答している。合計4つの質問に対する回答を掲載しており、参考にすることができる。
リーフレットはPDF版とWebページ版の2種類を公開しており、Webページ版では、ブラウザ上で多言語への切替えや、閲覧補助機能として、ふりがなを付記することができる。