兵庫県教育委員会は2025年10月20日、2026年度(令和8年度)公立高等学校生徒募集計画を公表した。公立高校全日制の課程の募集定員は、前年度(2025年度)比160人減の2万9,720人。姫路市立3校を統合し、姫路市立高校を開校する。
2026年3月の国・公立中学校卒業見込者数は、前年度比114人増の4万3,182人。2026年度兵庫県公立高等学校では、全日制の課程2万9,720人(前年度比160人減)、定時制の課程1,560人(前年度同数)、多部制の学校920人(同)、通信制の課程600人(同)を募集する。
学区別では、第4学区で姫路市立姫路高校を校地として、姫路高校(5学級)、琴丘高校(6学級)、飾磨高校(6学級)の姫路市立3校を統合し、姫路市立高校を開校する。新設の姫路市立高校は普通科単位制で、定員は9学級360人。この統合により、8学級減となる。
このほか、第4学区では県立の姫路別所高校、姫路東高校、姫路西高校、姫路飾西高校、太子高校が各1学級増。第3学区で、東播磨高校が1学級減となる。また、県立北条高校は、普通科を普通科単位制に改編する。
おもな学校・学科の募集定員は、神戸(理数・総合理学)40人、神戸(普通)320人、長田(普通)320人、姫路西(理数・国際理学)40人、姫路西(普通)280人、加古川東(理数)40人、加古川東(普通)280人、兵庫(理数・創造科学)40人、兵庫(普通)280人、市立西宮(理数・グローバルサイエンス)40人、市立西宮(普通)280人、姫路東(普通)320人など。
2026年度兵庫県公立高等学校入学者選抜の日程は、推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜などの2月選抜が2月16日(一部の学校は2月17日も実施)、合否結果発表が2月20日。3月選抜の学力検査は3月12日、合格発表は3月19日。