【高校受験2026】埼玉県進路希望調査(10/1時点)川口市立(普通)3.01倍など

 埼玉県教育委員会は2025年10月27日、2026年(令和8年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(10月1日現在)結果を公表した。県内全日制公立高校への進学希望者数は3万9,267人。普通科では川口市立3.01倍、市立川越2.99倍の順に倍率が高い。

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2025年10月1日現在の進路希望状況
2025年10月1日現在の進路希望状況 全 7 枚 拡大写真

 埼玉県教育委員会は2025年10月27日、2026年(令和8年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(10月1日現在)結果を公表した。県内全日制公立高校への進学希望者数は3万9,267人。普通科では川口市立3.01倍、市立川越2.99倍の順に倍率が高い。

 進路希望状況調査は、埼玉県内の国公私立の中学校、義務教育学校または特別支援学校中学部を卒業する生徒を対象に、進路希望状況を明らかにする目的で10月1日現在の結果をまとめたもの。調査対象校は中学校439校、義務教育学校4校、特別支援学校中学部41校の計484校。

 2026年3月の卒業予定者数は、前年同期比329人減の6万2,202人。このうち高等学校等進学希望者は、前年同期比192人減の6万583人。進学希望率は、前年同期比0.2ポイント増の97.4%に上昇した。

 全日制高校への進学希望者は、前年同期比0.2ポイント増の88.6%にあたる5万5,095人。うち県内の高校への進学希望者は国立138人、公立3万9,267人、私立1万1,499人の計5万904人。県内の高校への進学希望率は92.4%で、前年同期より0.8ポイント低下。一方、県外の高校への進学希望率は7.6%で、前年同期より0.8ポイント上昇した。

 県内公立高校全日制課程のうち、内部進学希望者を除いた進学希望者は3万9,028人。転編入枠と内部進学予定者を除く募集人員3万4,600人に対する倍率は1.13倍。学科別では、普通科1.23倍、専門学科0.83倍、総合学科0.91倍であった。

 学校別でみると、進学希望倍率がもっとも高かったのは、 川口市立(普通)3.01倍、ついで、 市立川越(普通)2.99倍、市立浦和(普通)2.75倍、上尾 (普通)2.36倍、大宮(普通)2.29倍。専門学科・総合学科では、芸術総合(美術)2.13倍、 大宮光陵(美術)1.98倍、 大宮(理数)1.95倍、川越総合 (総合)1.82倍、新座総合技術(食物調理)1.80倍の順に高かった。

 2026年4月開校の学校・学科では、岩槻(普通)1.37倍、和光国際(普通)1.55倍、和光国際(国際)1.19倍、大宮科学技術(情報サイエンス)1.06倍などで、倍率1倍を超えた。

 このほか、おもな学校の倍率は、県立浦和(普通)1.10倍、浦和第一女子(普通)1.08倍、県立川越(普通)1.39倍、川越女子(普通)1.24倍、熊谷(普通)0.96倍、熊谷女子(普通)0.91倍、春日部(普通)1.19倍、所沢(普通)1.89倍、所沢北(普通)1.55倍、所沢北(理数)1.53倍など。

 2026年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査結果は、埼玉県教育委員会Webサイトで確認できる。次回、進路希望状況調査の結果は、2026年1月中旬ごろに公表予定。

《川端珠紀》

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